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DJ Kennedy/life is damn groovy

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December 17, 2005
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カテゴリ:Just Chitchat

Baby, It's Cold Outside / Vanessa Williams & Bobby Coldwell


今月は一昨日までに、突然の来客、それも宿泊客が3組あった。
私達が日本に居るうちにと、滅多に見るチャンスのない日本の地を訪れようというアイディアでやって来ている。

穏やかに2人分のディナーを用意して過ごす予定のクリスマスも、どうやら残り2組の来訪によって賑やかなものに変わりそうだ。

ところで、一昨日まで、もう20年来の親友であるカリフォルニア在住の親友が息子を連れて遊びに来ていた。本当は、彼女の夫が私の大学時代からの親友で、彼の結婚を機にお付き合いが始まり、今では互いの家の内情を親よりも知る「やがては一緒に老人ホームへ」の仲なのであるが、彼女と我夫、そして私の3人で深夜、あれは月曜日だったか火曜日だったか、昨年私達が彼等を訪れた折の話などに夢中になっていると、向かい合う彼女の肩越し、窓の向こうを青白い光の筋が流れた。

私は驚いてミティオーだ!と叫び、彼女はビクッと震え、夫は「ノーノー」と信じない。

私だって、まさかダイニング・テーブルから流れ星が見えるなんて思いもしないから不意に「ソーリーソーリー」と笑ってごまかしてしまった。

が、どうしても気になってせっかくの話の途中、テラスに出て空を見上げると、程なく長ぁい光のラインが2本立て続けにオリオン座の左下の星から西へ向かって流れたのだ。

あぁそうか、今夜はふたご座の流星群が来るんだった。

それにしても、周りに灯りの多い都内でも、こんな風に流星群が楽しめるとは、何だかワクワクして2時を過ぎても眠れず、彼女は付き合いきれないと休んでしまい、バズーカ(我が家の天体望遠鏡)仲間である夫と、寒いテラスでワインをグイグイと飲みながら星の流れるのをニューヨークを離れて以来、初めてこんなに楽しんだ。

と、その時。
どなたかご覧になっただろうか、2時を過ぎた頃だと思う。
南の空に流れた流星・・・と言えるだろうか、オレンジ色の光をこもらせながら波状の尾を引き地上に向かって流れたもの。今回の流星群で観測できた、どんな大きな星よりも数倍は大きく、まるでその重さで落ちるように流れてかなり低い位置で消えたのだ。

あれは、何だったのだろう。最近、オーストレリアで観測された隕石や日本でもいくつもあった隕石の報告。もしかして、やはり?

10年程前、私はニューヨークでも自宅の窓越しに隕石が落ちるのを観ている。

真冬の夕方6時半頃だったか、今回見たものと同じように波状の長い尾を持つ大きな星が、天井から南の空へ向かって流れた。咄嗟のことで夫は観ることができなかったが、感激と同時に、体温が下がるような恐怖感を覚えたのだった。

宇宙のニュースがあれば、平日の深夜であろうがお構いなくバズーカ持って山に入っていた私達には、星の少ない、山の遠い東京での生活は寂しいものであるけれど、やっぱりクリスマスなんだな、サンタは大人の願いだって、叶えてくれるんだ。

Dear Santa,
私にあんなにきれいな星をたくさん見せてくださって、ありがとう。
次は、前から欲しかったあのベネツィアン・グラスをお願いします。

・・・これはさすがにないか。夫のデスクの上にでも、こう書いて置いておこうっと。





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Last updated  December 17, 2005 10:26:11 PM
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