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March 17, 2010
テーマ：Love Songs(54)
カテゴリ：Love Songs
  New Yorkは1年中何らかのパレードが行われている、パレード大好きシティである。 3月17日はSt. Patrick's Day.今から約1600年も前、アイルランドにキャソリックの 教えを伝えた、聖パトリックの命日がアイルランドの祝日となったもの。 アイルランドのみならず、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランドなど、 アイリッシュ系移民の多い国でもホリデイとしてお祝いされる。 全米各地でも様々なイベントが行われる中、最も有名なのは、NYC5番街を練り歩く 大規模なパレードや、シカゴの緑色に染められたシカゴ・リバー。 見事に（毒々しく）彩られているが、これフルーレセンという蛍光色素で染めてあり、 生き物の体や自然に害はないのだそうだ。けれど、見た目ちょっと疑わしい。  こんなところもこの日はおしゃれをする。  ニューヨークでは、世界でも有数のパレードがこの日行われる。実はSt. Paddy's Dayの パレードに関しては、発祥はアイルランドではなくニューヨークなのだそうだ。1700年代、 イギリス軍に従事していたアイリッシュの軍人達がこの日に行進したのが始まりと言う。 この祝日のシンボルであるシャムロック（クローバー）のグリーンを身につけたパレードは とても美しく、「今日だけはみんながアイリッシュ」と言ってパレードの参加者も周りで 見ている人達も、体のどこかに緑色のものを身につけている。大学時代、私は黒いコート で歩いていると、"Kiss me! I'm Irish!"「私はアイリッシュよ、キスして！」と書かれたまるい スティッカーを突然腕に貼られたことがある。 この日、グリーンを身につけていない人は小さないたずらをされることがあると言うが、 私のスティッカー事件もそれであろう。 因みに、四葉のクローバーは幸せを呼ぶと言うけれど、シャムロックは三つ葉で、 聖パトリックはこの3つの葉を神、神の子Jesus、精霊を象徴としキャソリックの教えを 説いて行ったという話である。また、緑色はアイルランドでは自然、希望と春を表す色 として、この祝日のシンボルカラーにされたのだそう。 エンパイア・ステイト・ビルディングもこの日の夜はグリーンに輝く。  この日アイリッシュ・パブなどに行くとグリーンのビアが大盛況なのだが、これも 実はアメリカ文化。お祭りの為なら何でもする、かどうかは分からないが、確かに St. Pat's Dayにパブやバーへ行ってこのビアを飲むと大いに盛り上がる。さんざん ビアを注ぎ込んでは舌を出し「どう？グリーン？」とやっている光景をよく見かける。 この週末、我が家ではNYから海外赴任で東京に来ている友人達を集めてSt.Pat'sの パーティをした。その時のビアがこれ。ラガーにグリーンのフード・カラーを数滴落とした だけ。友達と、この中にミントのリキュールやMIDORIを混ぜてみた。ビア・カクテルと してこういったものがあるのかは知らないけれど、そちらも悪くない。  そして、スコティッシュの友達が以前教えてくれたこのサラダも良い。  Chicken Salad 鶏ささみ 6本 セロリィ 3本 ポテイトチップス 適量 マヨネーズ お好みの量 塩・ペッパー 少々 ガーニッシュに、シュレッドしたキャロットとウォーター・クレス 1. ポテイトチップスはなるべく細かく砕いて置いておく。 2. ささみは茹でて火を通し、上がったら温かいうちになるべく細かくほぐしておく。 3. セロリィは縦4等分くらいにして薄く切り、更にたたいておくと食べやすい。 4. 3.に軽くソルト&ペッパーしてからマヨネーズを少量加えてなめらかにする。 5. 4.に砕いたポテイトチップスを入れ、更にマヨネーズを入れて混ぜ込む。 6. ガーニッシュを飾って、出来上がり。 冷たくしても、常温でもGood. 日本のポテイトチップスは薄いので、サラダにとてもよく合う。 明日の夜は、St. Pat'sの楽しい思い出話でもしましょうか。      にほんブログ村 Thank you so much for all your support! お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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