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テーマ:Love Songs(54)
カテゴリ:Love Songs
あっという間に雪も霰も止んでしまった東京。残念。次はいつかしら。 せっかく静かな夜だし、少しおしゃべりをしましょう。 Love Songsは、愛しい人に思いを伝える歌。 愛のかたちが無限なように、愛の歌にも様々な使い方がある。 これはずっと昔の、実は笑い話。 友達のSandyが当時付き合っていたBobは、とても気の良いfriendlyな男の子で女友達からも 人気があった。初めてのデイトでは、彼の車で月夜のドライブに出掛け、小高い丘に登ると 車を止めて、彼の作ったmusic tape(当時はまだCD burnなどできなかった)を聴きながら 学校のこと、友達のこと。そして彼は自分の夢を彼女に語り、彼女はうっとりと彼を眺めて 将来の姿を想像したと言う。 翌日、私達は昨晩の一部始終を聞かされて、二人を冷やかして遊んでいた。彼女は 当然悪い気もせず、「やめてよ」なんて言いながらも可愛いえくぼではしゃいでいた。 その日の夕方に学校が終わると、私は彼女に付き合わされてCDショップへ向かった。 彼の車で聴いた歌を「これでしょ、これでしょ」といちいち私に教えて、その笑顔がとても 可愛かった。そしてそれからもBobはデイトのたびに音楽を選んでSandyに聴かせ、時には デイトのムードによって、また彼の気分によって曲の選び方を変えていたようだと彼女は 楽しそうに話してくれた。 ところが2カ月後には、彼女に他大学への編入許可が下りて転校が決まり、二人はあっさり 別れた。残されたBobは暫くの間かわいそうなほどに落ち込んで、近くに住んでいた私達は 毎晩のように彼を夕食に誘っては励まして、慰めて、そんな風に数週間を送った。 そして。 (つづく) (おかしくて)涙が出るほどBobな選曲。でもSandyには嬉しかった。So 80s. (Click and enjoy the music!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 25, 2011 01:30:45 AM
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