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DJ Kennedy/life is damn groovy

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July 25, 2011
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テーマ:Love Songs(54)
カテゴリ:Love Songs




205.jpg


DJK






私は今、東京を出てある温泉地に潜伏している。仕事目的がひとつ、そして何だかとても疲れている。こんな時は、露天風呂から星空を見上げて、ご当地もののお酒など飲んでしまったりするのが良い。それにしても、お部屋に露天風呂があるって、なんて素晴らしいのかしら。私のこの、道に迷った時の逃亡癖はどうやら一生直らないらしい。と言うより直そうなんて思っていない。




"Cobalt Hour"




今更なお話だが、私はあまり邦楽に馴染むことがなく今日ここにいる。とは言っても青春の通り道にユーミンのlove songsはたくさんあった。10代で恋した建築家志望のサーファーにはあんな曲、安部公房が好きだった文学青年の時はこんな曲、「悲しいほどお天気」など聴くと今も瞬時にタイムスリップすることができる。「そうそう」と肯いてくださる女性も、あるいは男性も多いはず。





                         CobaltHour.jpg  悲しいほどお天気.jpg
                               Click and enjoy the music!                         




作家Ms.よしもとばななもこの空の色を作品に表現している。Cobalt Hourには人をsentimentalにする魔力があるのではないか。私もこの色に染まる時間がとても好きで、この色の空を何十枚と描いた。そして何より、cobalt blueに染まった空を見上げると、なぜだか旅への憧れを掻き立てられる。掻き立てられるというよりも、空が続いている方向へ吸い込まれたくなるような感覚を覚えるのだ。数日前、台風6号が去ったあとの涼しい夕方に、とてもきれいなcobalt skyを見ることができた(ユーミンのCobalt Hourは夜明け前だけど)。台風の後の空は、何であんなに美しいのだろう。やがて空に触発されて当然のように放浪癖が顔を出し、今夜、私は家にいない。勿論、いつもではない。私の疲労がマックスに達していたのか、あるいは空があまりにきれいだったか。





     悲しいほどお天気.jpg  SurfnSnow.jpg
  




Cobalt Blueは言葉のイメージよりも、包容力が豊かなのだと思う。心を落ち着かせてくれるだけでなく、例えば、自分の進むべき道を見失った、自分の思いが誰かに伝わらない、誰かの心が掴めない、そんな迷いを鎮静化させてくれる作用があるようにも思うのだ。そういう時にこの空を追いかけて、その中に吸い込まれて、心の凝りが癒される。




アメリカにいても同じで、トップの写真は私が撮ったブレブレのcobalt hourだが、この時も確か、何かに疲れてManhattanの家からNew Jerseyへとエスケープしている最中である。そこではさすがにユーミンは聴かないけれど、ふとCobalt Hourという言葉をあの歌と共に思い出す。そしてこの空を見ながら、もっと遠くへ、もっともっと遠くへ、Floridaまで行っちゃえ!と思ってしまう。




私のCobalt Hourに必ず聴くのは、"Hope We Can Be Together Soon"。車のステレオから流れ始めると、日常を脱ぎ去った解放感が体にこもった熱を一気に放散してくれる。




                                  hope we can be together soon.jpg
























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Last updated  July 26, 2011 12:49:20 AM
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