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カテゴリ:Diary
↑ DJKs of the Day: 1.call travel agent 4 Pt. 2.work 3.work 4.online TV midnight 5.wine 6.Zzzz... 昨日の答えです。 この日は、Mariaと私、カウアイ島での女子大生二人旅第2日。朝食前にプールで泳ぎ、ホテルのレストラントで美味しいフルーツをもりもり食べて旅に出た。車の運転をMariaが、私は横で地図を見ながら慣れないルートを誘導することになっていた。 前日の夕方この島に降り立ちホテルへ直行した私達は翌日になって苦笑い。ここは、私達の住むホノルルと比べて格段に「何もない」のだった。繁華街と言われる通りを過ぎると、 1.道路に車が、ない。走っているのは私達だけ。 2.信号がない。 3.道の両脇は赤土。その赤さにびっくり。 そして突然、ここに出くわす。Lihueという町のひっそりとした山の中に、少し肌寒さすら感じさせる神秘的な池、Alekoko Menehune Fishpond - アレココ メネフネ養魚池(in English)。 DJK 自慢の1枚 Alekoko Menehune Fishpond Kaua'i, Hawai'i 西暦500年頃、この地に住みついたメネフネという名の小人族。彼等は昼間ひっそりと森の中で寝ており、深夜になると人目を避けて働き始める。持ち前の巧みな技を使って村に様々な施設をつくり、王の命を受けたこの養魚池も一晩で造り上げたという。ただ、気まぐれな彼等は途中でこの池の一部を途中で放り出し、あとから作業し直したという話と共に、その形跡が見て取れる場所も残っているのだという話だが、私達はそれを発見することは残念ながらできなかった。 この写真を最初に撮ろうとした時、実はあまり感じるものがなかった。「こんなものか」彼女とそう言いそのまま立ち去ろうとした時、突然スコールが来て私達はずぶ濡れになったが、何故だか足が動かずにその場に立ち尽くした。そして、数分後に雨が止み、雲間から陽光が降り注ぐと、それまでぼんやりとして見えたこの池がくっきりと浮き上がり水面が輝き始めた。 「きれいだね・・・」 小娘二人にはこれしか言えなかったが、あの時の感激は今も忘れない。一見何の変哲もない池。けれどやはりこれは伝説の池。そしてその伝説の池には、確かに人には理解しきれない趣と文明人など決して踏み入れさせない神聖とも言える領域が感じられるのだった。 この旅は大学時代の友人、マリアと私の二人旅で他にも面白いエピソードがいくつかある。それらのお話は、また改めて。そろそろ仕事もしっかりしなければならないし、旅行の計画も立てなければならない。今日、母からメイルで、「お荷物が届いたわよ。」この荷物、私がポルトガル旅行に着て行こうと思って注文した、ちょっとsaudadeな洋服だ。高原を離れたくはないけれど、週末には帰ろうか。明日はまた違うことを言っているかも知れないけれど。何しろメネフネに負けないくらい私は気まぐれ。 simply love it... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 12, 2011 01:35:02 AM
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