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DJ Kennedy/life is damn groovy

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January 22, 2012
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テーマ:Love Songs(54)
カテゴリ:Love Songs
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 Eu nunca vou deix?-lo ir embora Etta deixou este planeta...





ありがたいことに、人には感じる力が無限にあって、音楽に対しても様々に楽しみ、悲しみ、憎み、愛し。時にはその歌を聴くだけで思い出の時にタイムスリップすることもある。私達はそうして「好きな歌」と共に生きている。「この曲を聴くとロトが当たる」なんてこともあるかも知れない。




Etta Jamesは私にとって特別なシンガーだった。今も彼女の"At Last"を聴くたびに大切な思い出が蘇り、その時味わったエモーションすべて、幸せや不安や欲望が混ざり合って胸に迫ると今夜のように寒い夜などは三度に一度、涙を拭ったりもする。




この歌には魔力があった。夢の世界が目の前に広がるように始まるイントロ。それに恋をしない人なんていようか。一瞬にして私は解けない魔法の虜になり、その日の幸福や痛みをいつも胸のチャームのように抱いている。




彼女の危篤が伝えられた時、魔法が解けて私の大切な思い出も薄らいでいくような頼りなさに囚われた。この歌の持つ空や香りや幸福感を彼女が根こそぎ連れて行ってしまうのではないかと。けれどそうではなかった。あれから何度も"At Last"を聴いた。彼女が亡くなった日も聴いた。でも魔法は解けなかった。彼女の歌声も、私の夢や思い出も、消える心配はもうないだろう。







Ettaは天国へ旅立ったが、"At Last"は今日も私の人生の中で流れ続ける。朝のコーヒーに、友達との会話に、無造作に開いた文庫本に、それから携帯電話にも。






           



            
























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Last updated  January 24, 2012 02:03:05 AM
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