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私たちの心身は、食べ物から作られています。
食べ物が腸の中で、血液となり、その血液が細胞になり、その細胞が身体を作ります。 私たちの生命の基は、他の生命である「食べ物」です。 私たちは、他の生命をいただくことによって、自分の生命を健全・健康に維持することができます。 食事は一番、重要な仕事です。 その生命をいただくときには、ありがたく「いただきます」と言います。 ありがたく、いただいた後には、もう一度、感謝を込めて、 貴方様の生命をありがたく、いただきまして「ごちそうさまでした」とお礼を言います。 さて、他でもない、自分の命の基ですから、勝手気ままに好きな物をいただく訳にはいきません。 生命力豊かな、氣に満ちあふれた「食べ物」でなければなりません。 化学肥料を使用していない作物こそ「食べ物」です。 農薬を使用していない作物こそ「食べ物」です。 食品添加物を使用していないものこそ「食べ物」です。 生命は全体でバランスが取れていますので、生命全体をいただきます。 もう一つ、日本では、昔から 「3里(12キロ)四方で作られた作物を食べていると、病気にならない」と言われてきました。 日本のお爺ちゃん、お祖母ちゃんたちが健康で長生きで幸せな人生を送ることができたのも、 「3里四方の食べ物」のおかげです。 今、日本は「3里四方の食べ物」は少なくなり、食糧の約60%を外国から輸入しております。 その内訳は、25%がアメリカ、25%が中国、10%が他の外国からの輸入です。 これでは、日本人が心身の健康を失い、がんを始めとする生活習慣病になったり、介護制度のお世話になるのは当然であります。 私たちの心身は、日本の風土の中で生まれ、その風土に育てられています。 風土とは、環境であり、海・山・川・森林であり、大地であり、水であり、気候です。 この同じ風土の中で、栽培された作物こそ「「3里四方の食べ物」です。 ですから、この風土とは違う外国で作られた作物は「食べ物」ではありません。 日本人の生命であります「氣」とは違ったものです。 氣が違いますと、私たちの心身のバランスが乱れてきます。 氣の病。これが「病氣」です。 ですから、病気にならないで、健康を維持するために、国内産の食べ物を有りがたく感謝を込めていただきましょう。 食べ物を、一口、入れましたら、まずは箸を置き、最低、30回、良く噛んで、その命を充分に噛み締めて味わいましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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