全日本空手道選手権大会
昨日と今日と、ボス先生の代理として、極真の大会を見に行ってきました。今日はもう体調がアレだったんで、開会式を含めて1時間ほどで帰らせていただきましたが、昨日は開会式から閉会式の中盤まで拝見させて頂きました。 昨日は全日本ウエイト制空手道選手権大会。 ボス先生の代理として館長にご挨拶させて頂いてからは観戦モード。 軽量級、中量級、重量級の決勝戦までと演舞、それから来年から採用される新ルールの披露と、新ルールによる模範試合まであって、実に興味深く、面白く拝見させて頂きました。 大会は実力伯仲者の戦いが続いたこともあって、一本勝ちはそれほど多くはなかったですが、剛なる華麗とでもいうか、一種独特の硬質な魅力に満ちた試合が多かったです。下段回し蹴りで相手ががくっと崩れる技ありのシーンなどは、空手の凄みというのを端的に見せられた気がして、実に興味深かったですね。 一試合だけ壮絶な一本勝ちを見たのですが、跳び後ろ回し蹴り一閃で相手方失神という凄絶なものでした。思わず「うおっ!」と声あげちゃいました^^; 型の演舞の美しさも、初めて見たのですが惹かれましたし、棒術や組技の演舞は、恥ずかしながら極真にかような演舞があることを存じていなかったこともあって、楽しかったです。 そして、昨日の一種のハイライトが新ルールの披露。 ヘッドギア・グローブ着用ということでしたので、私はてっきり顔面ありのルールになるのかと思ったら、それだけではなくて一定の投げ技、絞め技、関節技もOKな総合ルールが導入されるようです。もちろん一対多への対処を基本とする空手ですので、膠着がほとんど起らないよう、動きが止まった段階でヤメがかかるようにはなっているのですが。 この新ルールによる模範試合も二試合見ることが出来ました。 一試合目は投げが綺麗に決まるなど、それまで見てきていた大会試合と相違が大きすぎて、ちょっと戸惑うような試合展開でしたが、二試合目は大会試合の延長線上にある顔面アリの凄みが出た試合。見事な上段突きで決着がつきました。 模範試合二試合を見ていて、来年の大会では投げや関節への対処を身につけつつ、打撃を磨いた人が上に来るのではないかなと漠然と思いました。 本日は全日本青少年空手道選手権大会。 開会式と数試合を見ただけで失礼させて頂きました。 ここのところ忙しかった反動でしょうか、今日はちょっと体調が重いのですが、昨日は本当に楽しい一日でした^^