ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
子どもの頃大好きだったドラえもんの映画。 長じてからもDVDやブルーレイで見ていましたが,今年は,子どもと一緒映画館に見に行きました。 上の子の映画デビューは,「それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ」だったのですが,これは1時間くらいの映画だったので,集中力を保ってみることが出来ていました。しかしながら,今回は2時間近い比較的長尺の映画。果たして,最後まで見るのか,少々はらはらしながらの映画鑑賞でした。 一緒にポップコーンとお茶を購入して,いざ鑑賞。なんか最初からうきうきしている様子。映画館というものを楽しく感じていたのでしょうかね。 結局上の子は,しっかり最後まで見ました。 「パパ,面白かったね!」 連れて行った甲斐がありました。 映画の感想を書いていないですね。 声優交代後のオリジナル映画では一番,冒険感のある作品だと感じました。ドラえもんの初期映画を見ていた時のような感覚を受けました。 時間移動を使ったシナリオはしっかりと作られており,主要キャラクター達の見せ場もあり(スネ夫とジャイアンはバトルで活躍,しずかちゃんだけは少し影が薄かったか?),南極の探検や遺跡の様子など,よくまとまった作品だと思います。作画や音楽も話に合ったもので,好印象。 何より10万年,という時間差を上手く使ったラストシーンはかなり良かったです。 ところで平原綾香の出演には驚きました。 今回の主題歌は平井堅の「僕の心をつくってよ」でこれも素晴らしい曲だと思うのですが,ファンとしてはいずれ平原綾香にもドラえもんの映画主題歌を歌って欲しいな,と思いもしました。 映画に関する個人的評価としては,F先生の関わっていないオリジナル映画では,「ひみつ道具博物館」に次いで好きな作品,というところです。 冒険心にあふれていた初期ドラえもん映画(魔界大冒険くらいまで)が好きな方におすすめです。映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険【Blu-ray】 [ 水田わさび ]