そして今日も日は過ぎる

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  アマゾンプライム鑑賞録１３

  今回は台湾映画紹介１　海角七号　君想う国境の南　​海角七号 君想う、国境の南［2枚組］ [ ファン・イーチェン ]​台湾と日本をつなぐ恋愛映画。しかしただの恋愛映画ではなく、バンド結成にまつわる群像劇でもあります。個人的に恋愛映画はあまり見ないのですが、なかなか見応えのある作品です。２　セデック・バレ　第１部太陽旗​セデック・バレ 第一部:太陽旗【動画配信】​霧社事件の映画化作品。ものすごいパワーに圧倒されます。３　セデック・バレ　第２部虹の橋​セデック・バレ 第二部:虹の橋【動画配信】​史実を元にした、陰惨な経過を辿っていきます。他方で、日本側の事情も捉えたニュートラルな視点があり、一方的な作品ではありません。見終わった後にどっと疲れが来る重い作品です。４　あの頃、君を追いかけた​あの頃、君を追いかけた【動画配信】​​あの頃、君を追いかけた [ クー・チェンドン[柯震東] ]​台湾版です。日本でもリメイクされました。

  2020/10/01

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  アマゾンプライム鑑賞録１２

  アマゾンプライム鑑賞録です。　今回は古めの映画から。1　哀愁​【中古】 哀愁 ／映画・ドラマ 【中古】afb​時代故の悲劇。名作です。ヴィヴィアン・リーの代表作の一つ。2　素晴らしき哉、人生​素晴らしき哉、人生! デジタル・リマスター版【Blu-ray】 [ ジェームズ・スチュワート ]​人生明るくなれる古典的名作。見終わって実に爽快な気分になります。3　キートンの大列車追跡​【送料無料・営業日15時までのご注文で当日出荷】（新品DVD）キートンの大列車追跡 名作洋画 主演：バスター・キートン マリアン・マック 監督：バスター・キートン FRT-193​バスターキートンの名作の一つ。汽車を使ったアクションは非常に見応えがあります。4　自転車泥棒​【中古】 自転車泥棒 ／映画・ドラマ 【中古】afb​古典的傑作です。やるせない後味が忘れがたい。5　禁じられた遊び​角川映画　KADOKAWA 禁じられた遊び【DVD】​戦争下の悲劇を書く作品。絶望映画の一角です。傑作。

  2020/09/03

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  アマゾンプライム鑑賞録１１

  １　翔んで埼玉​​翔んで埼玉 通常版 [ 二階堂ふみ ]​​翔んで埼玉 （このマンガがすごい！comics） [ 魔夜峰央 ]​いや、控え目に言って最高でしょう。埼玉県民としてはとっても楽しかったです。未完成の原作を上手く膨らませて映画化した手腕は凄い。出身地対決のバカバカしさと熱さが大好きです。２　ＧＡＭＢＡ　ガンバと仲間たち​【中古】GAMBA ガンバと仲間たち(スタンダード・エディション) [DVD]​あまり興行収入は良くなかったのですが、決して悪くはないかと。野村ノロイも悪魔めいていて良い感じですし、元ガンバ＝野沢雅子さんのツブリも悪くない。ストーリーもよくまとまっていたと思います。

  2020/08/01

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  アマゾンプライム鑑賞録１０

  家にいる時間が多い期間でしたので、その間に様々な映画を見ました。その中のいくつかをピックアップします。１　ローマの休日​ローマの休日 [ グレゴリー・ペック ]​恋愛映画は基本見ないし、父親世代の映画だし、と思っていたのですが、これが見てみたら素晴らしく面白い。歴史に残る名作だと言われる理由がよく分かりました。オードリー・ヘップバーンがキュート。爽やかなエンディングも良い感じです。２　サスペリア​サスペリア [ ダコタ・ジョンソン ]​リメイク版。原点を見ていると、そういう物語にしたのか！　とちょっと驚くかも。ティルダ・スウィントン無双。３　１０クローバーフィールドレーン​10 クローバーフィールド・レーン [Blu-ray]​不穏な始まり、不穏な流れ、そして最後のオチ。雰囲気が終始緊迫感にあふれています。ジョン・グッドマンは良い役者ですね。４　スパイダーマン三部作​【中古】 スパイダーマン　デラックス・コレクターズ・エディション ／トビー・マグワイア,ウィレム・デフォー,キルスティン・ダンスト,ジェームズ・フランコ,サム・ライミ, 【中古】afb​​【中古】 スパイダーマン2　デラックス・コレクターズ・エディション（2枚組） ／サム・ライミ（監督）,トビー・マグワイア,キルスティン・ダンスト,アルフレッド・モリ 【中古】afb​​【中古】 スパイダーマン　トリロジーBOX（Mastered　in　4K）（Blu−ray　Disc） ／トビー・マグワイア,キルスティン・ダンスト,サム・ライミ（ 【中古】afb​サム・ライミ監督、トビーマグワイア版。２まではとても良かった。３も悪くはないのですが、サンドマンだけの話にして、ヴェノムは別の話を作った方が良かったのではないかな、と思った次第です。ヴェノムは使い方が、ちょっともったいなかった（悪くはないですが）。

  2020/07/01

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  スクール・オブ・ロック

  ジャック・ブラック主演、マイク・ホワイト脚本、リチャード・リンクレイター監督作品。明るく元気になれる素晴らしい作品です。物語の構造は、天使にラブソングを、などと同じですが、今作は１０歳の子供たちか実際に演奏をしているところなど、特別な魅力にあふれています。サントラも良い、おすすめの作品です。なお、この作品はミュージカル、舞台、テレビドラマでも展開されていますがここで紹介するのは映画版です。ジャック・ブラック最強の演技を見逃すな！​スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [ ジャック・ブラック ]​​スクール・オブ・ロック【動画配信】​​【輸入盤LPレコード】Soundtrack / School Of Rock (Music From & Inspired By Motion Pi (Colored Vinyl) (Red) (Yellow)【LP2016/3/11発売】(サウンドトラック)​＜ここからはネタバレ感想＞ロックが大好きな主人公デューイ・フィンは、自分勝手な演奏をするなどをして仲間に呆れられ、自分で作ったバンド”No Vacansy”から追い出される始末。また、家では自分が借りたアパートなのに、収入がないものだから、かつてのバンド仲間でありルームメイトであるデイブ・シュニーブリーとその彼女から、家賃を支払うよう言われる始末。バンドバトルの優勝と、家賃を支払うために金策を考えていた彼は、たまたま受けたホレス・グリーン学園からのネッドに対する補充教師の職に、名前を偽って応募することに。そして、自分のために教師のふりをしていたデューイは、クラスの子供たちが音楽的な才能を有することに気づき、彼らをだましてバンドを組み、賞金のためにもバンドバトルに出ようとする・・・。何度も見てしまったので、思いつくままに語っていきます。１　子供の達との関係　という感じで、まあ、自分の欲望のためだけに子供を利用しようとしていたデューイですが、子供たちと少しずつ関係を気づいていくのです。これが良い。（１）適材適所！　楽器を使える子だけではなく、他の子供たちにもバンドメンバーとしての役割を与えるデューイ。バンドメンバー以外の生徒からの「仲間外れにするの」という言葉に、おそらく自分の境遇を重ねたデューイは、生徒たちに役割を割り振っていきます。　生徒から要望があれば、役職を任せる。例えば、ビリー。彼はスタイリストをやりたいと言ったので、デューイはこれを任せます。　あるいは学級委員長のサマー。当初は優等生のサマーを懐柔するためにバンドマネージャーという重要な役割をやらせるのですが、これがサマーの性格と才能にぴったりあっているのです。　シナリオ的なご都合主義もありますが、とにかく子供たちの役割と活躍が軽快で非常に面白いです。　ダンスも歌もうまいアリシア、機転が利いて声も素晴らしいマルタ、挙げていったらキリがない個性的な子供たちはとても生き生きとしていて素晴らしいですね。（２）ローレンス　見事なピアノを披露するローレンス。しかし、彼は自分自身が地味でイケてないと思っておりコンプレックスを抱いています。　それをデューイに伝えるのですがデューイは、驚いた顔で、ローレンスの演奏が完璧で、実にクールだと答えます。ここに嘘が全くないのです。デューイは自分勝手な男だけれど、ここは手放しに誉めている。ローレンスにもてるようになるぞ、とあおるくだりは口八丁の面白みがあるのですが、なんだかんだでローレンスはこれで自信を抱くのです。　その証拠に、彼はデューイの正体がばれた後も、彼に対する敬愛の念を強く持っているのです。　デューイのローレンスとの接し方は終始一貫して彼を尊重しており、実にほほえましい人間関係を築いています。ローレンスは笑顔がふえていくのですよ（役者も楽しかったようです）。（３）トミカ　最初は機材係だったトミカ。　彼女はある折、デューイに歌いたいといい、その声を披露します。デューイは心底驚くとともに、手放しで彼女を誉め、即座にコーラスに採用しました。　しかし、トミカはバンド会場で歌うことに怖気ついてしまうのです。　彼女は自分の容姿に自信がなく、笑われることを恐れていました。　ところがデューイは、アレサ・フランクリンや自分を引き合いに出し、彼女に自信と勇気を持たせるのです。トミカもローレンス同様、正体がばれた後もデューイに対する敬愛を隠しません。それはデューイの教育者としての優れた資質によるものといえるでしょう。　そして最後の最後、彼女はそのスペックを大舞台で披露します。　そのカタルシスや！（４）ゴードン　３日でプログラムを組んでしまう、小さな天才ゴードン。　デューイは彼に全幅の信頼を置いています。　ラスト、当初の予定と違う曲をやることになり、セッティングも異なることで不安がるゴードンをデューイは叱咤激励します。お前ならできる、と。そしてゴードンはこれに応え、見事な舞台を演出するのです。そしてすべてが終わった後、デューイは手放しで彼の舞台を誉めるのです。　この関係性、たまらなくいいです。（５）フレディー　フレディーとは最初から方向性が同じため、ある程度ドライな仲間意識が見え隠れします。　彼の前では教育者的なふるまいをする偽教師デューイの様子はほほえましい。　フレディーは終盤、嘘がばれ自棄になった彼を叱咤し、バンドバトルの結末でも叱咤します。　この年の離れた仲間関係も良い感じです。（６）ザック　若き天才ギタリスト、ザック。　彼は優等生で能力もありますが、最初からどこか憂鬱そうな表情を浮かべています。　彼の父はザックのことを愛してはいるものの、厳格で、お手伝いをさせ、その自由意思に介入しています。それを知ったデューイは、そんな彼のために即興曲を作った授業をし、クラス中に笑いと楽しさを振りまくのです。これで解放されたザックは、デューイに対して「最高の授業だった」と告げるのです。それを言われた時の感極まったようなデューイの表情も良い。　そして解放されたザックは本作のトリを飾る最高の曲を作るのです。２　教師たちとの関係　デューイは偽教師ですが、持ち前のユーモアで先生たちとの関係も良好にしていきます。　なにより校長の心を動かす。　通常こういう作品ではジョーン・キューザック演じる校長先生は妨害者となるのでしょうが、本当はスティーヴィーニックスを愛する校長先生の緊張をも解きほぐしていたせいで、むしろヒロイン的な立ち位置に（校長先生なのにとてもキュート）。目的は子供たちとバンドバトルに出ることだったとはいえ、人間的な関係をうまく構築できたのは素晴らしく、ほほえましくて好きです。３　Scool of Rock　最後のバンドバトルのシーンは、楽曲、映像、構成とも本当に最高！　これだけ何回も見られる。　大好きです。４　１０年目のリユニオン　さて、実はこの作品から１０年経過してから、ジャック・ブラックをはじめとしたキャストたちがこの映画のファンのために再度あつまるイベントをおこなっています。Youtubeで見られると思いますが、実に楽しく素晴らしいので必見！　最後にケイティーのソロがなかったことを残念に思った方。　安心してください、１０年後には素晴らしいソロを披露する機会があります。５　最後に　また時間があれば書き足していくかもしれませんが、とにかく素晴らしい作品で大好きです！

  2020/06/01

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  ＫＡＮＯ－カノー１９３１海の向こうの甲子園

  コロナの問題もあり、家の中にいる時間が増えてきました。ますます映画を見る時間が増えてきましたね。KANO​KANO -カノー 1931海の向こうの甲子園 【Blu-ray】 [ 永瀬正敏 ]​全編ほとんど日本語の台湾映画です。途中途中台湾語（中国語ではありません）や客家語のシーンもありますが、ほぼほぼ日本語で物語が進みます。時代背景に忠実ですね。台湾、嘉義の美しい田園風景も含め、映像のいちいちが美しい作品です。史実をもとに脚色をしている作品ですが、物語としても実に骨があってしっかりしている。何より、野球のシーンの撮り方が熱いんですよね。泣けて、笑えて、熱い展開があってと一級のエンターテイメント作品です。強いて言えば八田與一のシーンはなくてもよかったかなと思わなくもないですが、物語上関与はあるので、あまり気にならない程度の蛇足感（良いシーンではあるけど物語上の関連が薄い）。音楽も素晴らしい。３時間越えの大作ですが、野球が好きな方、台湾に興味がある方、歴史に興味ある方に、是非見ていただきたい作品です。なお、嘉義農林の史実を知らない方は、映画を見終わった後に史実を改めて調べることをお勧めします。そのほうが面白いのではないかと。それにしても最後の相手、本当にすごい相手なんですね。

  2020/05/02

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  アマゾンプライム鑑賞録９

  アマゾンプライム鑑賞録続きです１　ブラックレイン​【中古】Blu-ray▼ブラック・レイン ブルーレイディスク▽レンタル落ち​大阪を舞台にして大阪を取っているのに、不思議な近未来感がある作品。松田優作もかっこいいですが、年をとるにつれて神山繁がかっこいいと思うようになりました。英語を理解していないように見えて、きちんと理解しているところとか、官僚的で固いイメージはありますが、きちんと終盤では評価すべきところを評価するところとか。２　戦場のメリークリスマス​戦場のメリークリスマス【動画配信】​​【送料無料】 戦場のメリー クリスマス / 戦場のメリー・クリスマス 【CD】​サントラも素晴らしい作品。極限状況の男達を描いた大島渚監督作品。感情移入を拒絶するような画面造りが印象的です。原作も読んでみたいと思っているものの、なかなか機会がなく。３　鉄道員​【オリコン加盟店】10％OFF■高倉健主演　DVD【映画「鉄道員[ぽっぽや]」[廉価版]】14/10/10発売【楽ギフ_包装選択】​高倉健がはまり役、というか高倉健を想定して書いたのではないかという感じも受けます。この時代の広末涼子の危うい魅力は凄いなと、今になって思います。個人的には坂本美雨の主題歌「鉄道員」が何より素晴らしいと思います。

  2020/04/01

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  アマゾンプライム鑑賞録８

  アマゾンプライム鑑賞録です。１　フィールド・オブ・ドリームス​フィールド・オブ・ドリームス【Blu-ray】 [ ケヴィン・コスナー ]​何度見てもぐっと来る作品です。つかれているときにふっと見てしまいます。２　サイレントヒルリベレーション​サイレントヒル リベレーション [ アデレイド・クレメンス ]​１作目はとても良かったのですが、２作目はうーん、という感じ。まあ三角様はかっこよかった。

  2020/03/03

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  アマゾンプライム鑑賞録７

  アマゾンプライム鑑賞録７回目です。１　皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ　​皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ [Blu-ray]​イタリアの映画です。ヴィランのキャラクターが中々面白い。ヒーローものの第１話として見ると、切なさもあって、なかなか熱い作品です。邦題は、監督が日本語でつけたもので、きちんとポスターにも載っています。この響き、結構好き。２　将軍家光の乱心　激突​将軍家光の乱心 激突【動画配信】​アクションがなかなか面白い時代劇です。中国人のキャラクターが素敵なアクションを披露してくれています。物語はあまり印象に残りませんが、アクション時代劇としてはなかなか。３　里見八犬伝​里見八犬伝 角川映画 THE BEST [Blu-ray]​これもアクション時代劇。エログロの原作を上手く料理して分かり易くした作品。テンポも良くて、結構面白いです。

  2020/02/01

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• ２０２０謹賀新年

  あけましておめでとうございます。　昨年は自分自身の仕事、立場にも、事務所自体の構成にもなかなか大きな変化があり、本年もますます発展していくために、前に進んでいきたいと考えております。　本年もよろしくお願い申し上げます。

  2020/01/01

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  アマゾンプライム鑑賞録６

  アマゾンプライム鑑賞録です。今回も有名どころ多し。１　地獄の黙示録​地獄の黙示録 Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ マーロン・ブランド ]​黙示録ベトナム戦争を描いた作品の１つで、美しい映像で描く戦場地獄巡りといった趣の作品。一つ一つのエピソードに漂う非日常的絶望感が独特の空気感を出しています。プレイメイトの慰問もまるで地獄だな、という感想がぴったりきます。ウィラード＝マーティン・シーン、カーツ＝マーロン・ブランドの存在感が素晴らしい。若き日のデニス・ホッパー、ローレンス・フィッシュバーン、ハリソン・フォードの顔も見られます。それにしてもキルゴア中佐の存在感が強烈。ワルキューレ、サーフィン、ナパーム。最後の方のカーツの難解なお話しは、深読みすることも可能そうですが、ブランドが台詞を覚えてこなかったという裏話を聞くと、特に意味がないようにも思えてしまいます。２　ディア・ハンター​ディア・ハンター 4Kデジタル修復版 スペシャル・エディション【Blu-ray】 [ ロバート・デ・ニーロ ]​これもベトナム戦争を描いた作品。戦場に行った者が得たものと、失ったものが描かれていますが、どちらもマイナス。最初の１時間ほど日常生活を丹念に描いていて退屈に思えますが、最後までみるとこの最初の１時間がこの映画の後半に繋がっていて、やるせない思いを増幅しているのが感じ取れました。２度目見ると最初の１時間がますます興味深く見られるかも知れません。名優揃いの作品ですが、なかでもクリストファー・ウォーケンの存在感、演技が際立っているように見えます。ちなみにこの作品、同性愛的な側面もあるという解説を見ました。私は気づきませんでしたが、解説を見た後に、改めて見返すとなるほど、そうとれる描写にもなっているなと思いました。登場人物がロシア移民であることなども含めて、考察すればもっといろいろ出てくる作品なのでしょうね。３　霊幻導士​霊幻道士 デジタル・リマスター版 [ リッキー・ホイ ]​コメディ・ホラー・アクションのバランスが良く取れた、素敵なエンターテイメント作品。今見るといろいろ盛り込んでいるせいで、とっちらかったお話しになっているように思えてしまいますが、やはり愛着があるので好きな作品です。香港映画ではコメディリリーフ的な存在が意外と活躍することがあるのですが、本作でも保安隊の隊長の活躍が結構好きです。これに限らないのですが、香港映画ではアクションシーンになると突然、戦うのが得意そうに見えないキャラがきれっきれのアクションを見せることがあって、そういうところが好きですね。これを見たら香港人は皆、カンフーできると思ってしまうのでは（嘘）。最後に。やっぱり主役のラム・チェンインがかっこいいです。

  2019/12/01

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  アマゾンプライム鑑賞録５

  アマゾンプライム鑑賞録。今回は結構有名どころです。１　キングオブコメディ​キング・オブ・コメディ [ ロバート・デ・ニーロ ]​ジョーカーに影響を与えた作品との事で見ました。ジョーカーでマーレイ役をしていたロバート・デ・ニーロが、かつてはアーサー「側」を演じたというのが感慨深いところ。満たされない現実を妄想で埋める生活から、暴走をしていく様は圧巻です。ドン底で終わるより、一夜の・・・！２　オールドボーイ​韓国映画/ オールド・ボーイ＜デジタルリマスター版＞ (DVD) 台湾盤　Oldboy​パク・チャヌク監督の復讐三部作の一角。噂に違わぬ凄い映画でした。なんという凶悪な話。撮り方の斬新さなども有名ですが、やはり物語が強烈。オチなんて、え、そういう結末にするの？　とあっけにとられてしまいました。本当にひどい物語だと思います（褒め言葉です）。もうさすがパク・チャヌク監督、としか言いようがありません。３　カメラを止めるな！​カメラを止めるな！【動画配信】​話題になっていたのですが、アマゾンプライムで公開されたので見ました。なるほど、これは、確かに面白い！ワンカットで一つの物語を撮るというのは大変ですよね。最後のくだりとても好きです。ところでこの作品を１５分程度しか見ないで評価している人が、結構ネットでいますが、全部見ないで批評するのってどうなんでしょうね。４　デビルマン​【中古】DEVILMAN オリジナル・サウンドトラック／サントラCDアルバム／サウンドトラック​​【中古】アニメムック 映画「デビルマン」公式完全バイブル【中古】afb​映画そのもののＤＶＤなどが出てこないので関連商品のみ・・・。伝説を最初から最後までしっかり見ましたよ。あれだ、世評の通りだと思います。シレーヌとジンメンの扱いが特にアレですが、そういう問題じゃないか。５　タクシードライバー​コロンビア映画90周年記念『タクシードライバー』BOX【Blu-ray】 [ ロバート・デ・ニーロ ]​これもジョーカーに影響を与えた作品と言うことで。都会の孤独とそこから生じる暴走を描いた名作です。不穏な余韻がうすら寒さを感じさせます。これに影響を受けちゃう人が出るのも分からなくはない・・・。

  2019/11/03

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  アマゾンプライム鑑賞録４

  アマゾンプライムで見た作品です。パシフィック・リム​パシフィック・リム【Blu-ray】 [ チャーリー・ハナム ]​最高だよね！　バカだけど最高だよね！という映画で大好きです。オオタチがお気に入り。ちなみに映画館で見て、ブルーレイも買って、さらにアマゾンプライムで見ました。パシフィック・リム　アップライジング​パシフィック・リム：アップライジング(4K ULTRA HD＋ブルーレイ)【4K ULTRA HD】 [ ジョン・ボイエガ ]​続編です。イェーガーの数も多くなかなか面白かったです。一作目ほどのパワーは感じられませんでした、メガ怪獣の発想は好き。ちなみにこちらも映画館でも見ました。ジュラシック・ワールド　炎の王国​ジュラシック・ワールド/炎の王国 3D＋ブルーレイセット【Blu-ray】 [ クリス・プラット ]​大興奮のジュラシック・ワールドの続編。前作の方が、良い絵が多く、個人的には前作には及ばない印象。ブルー・レクシィの他にも、キャラクターとしての恐竜が出てきたのは高評価。こちらも映画館でも見ました。親切なクムジャさん​韓国映画/ 親切なクムジャさん＜デジタルリマスター版＞ (DVD) 台湾盤　Sympathy for Lady Vengeance​パク・チャヌク監督の復讐三部作を飾る作品。一筋縄ではいかない復讐劇です。復讐を果たしたその後も描かれているのが印象的です。

  2019/10/01

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  ゴジラ祭り　その２

  アマゾンプライムで見たゴジラ映画の特集です。１　ゴジラ・エビラ・モスラ　南海の大決闘​ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘【動画配信】​　うーん。　エビラ、大コンドルと珍しいキャラクターの出ている作品です。　人間ドラマのゆるさはなんだろう。なくてもいいよなあ、と。２　ゴジラ対メカゴジラ​ゴジラ対メカゴジラ【動画配信】​　昭和メカゴジラはデザインが好きですね。３　メカゴジラの逆襲​メカゴジラの逆襲【動画配信】​　メカゴジラの造形が素晴らしい。　チタノサウルスも面白い。４　ゴジラ対モスラ​ゴジラVSモスラ【動画配信】​　バトラの造形がなかなか良かったです。

  2019/09/02

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• 大敵ＬＤＬ

  悪玉コレステロール値との戦いを開始します。お医者さんのアドバイス１　肉類　肉類の脂は体に良くないので控える。２　油類　オリーブオイル、植物油、菜種油など植物性由来のものをつかうこと。３　魚類について　青魚が良い。４　乳製品　牛乳飲むなら低脂肪乳。普通の牛乳やチーズはコレステロール高し。５　野菜　菜食は良い６　運動　運動不足な仕事でしょうから、運動してください。　ぐうの音もでませんでした、おっしゃるとおり。頑張ります。

  2019/08/06

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  ゴジラ祭り　その１

  アマゾンプライムでゴジラ映画の特集を行っていました。そこで、時間のあるときに見てみました。なお、飛ばしながら見ており、人間ドラマをすっ飛ばして特撮シーンのみを見るという、あまりよろしくない見方をしていましたので、予めご了承いただけますと幸いです。１　ゴジラＶＳビオランテ​ゴジラVSビオランテ＜東宝Blu-ray名作セレクション＞ [Blu-ray]​ビオランテの造形が良いですね。特に植獣形態の操演が素晴らしかった。初登場の三枝未希＝小高恵美も初々しい感じ。ＶＳシリーズの開幕として中々挑戦的で面白かったと思います。２　オール怪獣大進撃​ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 [ 佐原健二 ]​子どもの頃に見た時は、現実と夢という二段構成があまり面白く感じなかった作品。ガバラにあまり魅力を感じないし、沢山の怪獣についてはシーン流用。ところがこの当時の生活状況を示した部分が、歴史を感じさせて良かったです。３　ゴジラＶＳキングギドラ​ゴジラVSキングギドラ <東宝Blu-ray名作セレクション>[cb]​ＶＳキングギドラがあまり威厳を感じないのは、その出自故でしょうか。メカキングギドラというキャラクターは面白かったです。４　怪獣総進撃​【メール便送料無料】怪獣総進撃[DVD]【D2016/6/15発売】​昭和のゴジラシリーズでは３本の指に入るくらい好きだった作品。とにかく沢山の怪獣が出てくるところが良かったです。その感覚は今も色褪せません。

  2019/07/03

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  アマゾンプライム鑑賞録３

  アマゾンプライム鑑賞録３です。１　カリガリ博士　​【中古】 カリガリ博士 ／ロベルト・ヴィーネ（監督）,カール・マイヤー（脚本）,ハンス・ヤノビッツ（脚本）,コンラート・ファイト,ヴェルナー・クラウス 【中古】afb​　とても有名なドイツ表現主義の作品ですね。サイレント映画。　確かに美術などとても興味深いです。　有名なオチも含めて見ておいて良かった作品です。　時間は短めですが、サイレントはテンポがいまいちな気がしますね。２　マグニフィセント・セブン​マグニフィセント・セブン【Blu-ray】 [ デンゼル・ワシントン ]​　荒野の七人のリメイク版ですね。　デンゼル・ワシントンとクリス・プラットが格好良いです。　なかなか見応えのある作品だとは思いますが、元ネタ（荒野の七人、七人の侍）ほど印象には残らなかったのが正直なところです。３　ゴジラ対ヘドラ　​ゴジラ対ヘドラ【動画配信】​​ゴジラ対ヘドラ [ 山内明 ]​　怪作として有名な作品。確かにサイケ調の演出、ゴジラの行動を含めて変わった作品と思います。　特に歌。何だろうあの歌。歌詞の内容と不似合いな明るさに驚きます。　なお、ヘドラ自体のキャラクターは大変面白かったです。

  2019/06/01

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  移動時間中鑑賞録１

  移動時間中に鑑賞した映画の記録です。１　ヴェノム​ヴェノム ブルーレイ＆DVDセット【Blu-ray】 [ トム・ハーディ ]​テンポが良くて派手なアクションもある、手堅い内容の映画でした。爽快なアクションと、ヴェノムとのかけあいの面白さがなんとも言えないです。続編もありそうで、期待しています。２　ブロリー　ドラゴンボール超​劇場版 ドラゴンボール超 ブロリー （JUMP jBOOKS） [ 鳥山 明 ]​まだＤＶＤやブルーレイが出ていないのかな。飛行機の中で見たのですが、これもテンポよく、作画良く、アクションの面白い映画でした。伝統芸能を見るような安心感と、楽しさでした。熱い！

  2019/05/03

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  アマゾンプライム鑑賞録２

  アマゾンプライムで鑑賞した作品を雑多に紹介します。１　ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない　第一章​ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章／Blu-ray コレクターズ・エディション（3枚組）／ ジョジョ JOJO 実写 映画 仗助 山崎賢人 神木隆之介 小松菜奈 岡田将生 新田真剣佑 山田孝之 伊勢谷友介 荒木飛呂彦 【TBSショッピング】​思ったより悪くない，というのが感想です。スタンド描写も頑張っているし。虹村兄弟ははまり役だし，役者陣も結構良い。ただ，なんでしょう，映画として一般受けするのは難しいのだろうなあ，という感想を抱きました。結局これ，もう続編は作らないんでしょうかね。２　チェイサー​【メール便送料無料】韓国映画/ チェイサー＜デジタルリマスター版＞[2008年] (DVD) 台湾盤　The Chaser​ナ・ホジン監督作品。これは傑作だと思います。見終わった後にずんとくる重たさ。他方で，犯人を追い詰めていくシーンの緊迫感。グロとサスペンスと鬱，肉感的な迫力。勢いを感じます。３　息もできない​【メール便送料無料】韓国映画/ 息もできない (DVD) 台湾盤　Breathless　トンパリ​これも傑作。暴力の連鎖が生み出すものを描いた作品と思いました。終始やるせない気持ちをいだきながら見つつ，ラストシーンでなんともいえない無情を覚えます。

  2019/04/03

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  アマゾンプライム鑑賞録１

  アマゾンプライムで鑑賞した作品で，独立項目を挙げない作品を纏めて記載したいと思います。ピクセル​ピクセル【Blu-ray】 [ ケヴィン・ジェームズ ]​設定は面白そうだなと思ったのですが，いざ見てみると期待していたほどではなかったかなと。途中で差し込まれるギャグが面白くない上にくどいのがなければ，もう少し面白く感じたかも知れません。うだつのあがらない奴らが，危機に際して，かつての力量を発揮して立ち向かう，という話は結構好きなので，調理次第ではもう少し面白くなったかなと思います。エスター​エスター【Blu-ray】 [ ヴェラ・ファーミガ ]​これは雰囲気があって，面白かったです。（落ちを知らないで見たかったけれど，事前に落ちを知っていたのが残念）ただし語るとネタバレになってしまうので割愛。モンスターズ​モンスターズ/地球外生命体【Blu-ray】 [ スクート・マクネイリー ]​なかなか雰囲気の良いで，落ちも良い感じ（いやな感じ？）で良かったと思います。モンスターズの描写をもう少しよく見たかったような気もします。モールス​モールス【Blu-ray】 [ クロエ・グレース・モレッツ ]​「Låt den rätte komma in」のアメリカ版映画。スウェーデン版の「ぼくのエリ（副題省略）」の方が評価が高いようです（こちらはまだ見ることが出来ていません）。ただスウェーデン版の邦題はなんとかならんものか。「ぼくのエリ」だけで良かったような。肝心の「モールス」の方ですが，雰囲気があって，怖さと切なさの混じった良品とおもいました。「ぼくのエリ」も見てみたいですね。ただ，原作のキャラクターから考えるとクロエ・グレース・モレッツは女の子過ぎるなあという印象。ところで「モールス」というタイトルですが，モールス信号はそんなに大きな役割を担っていないので，別のタイトルのが良かったのではないかと思います。英語タイトルＬＥＴ　ＭＥ　ＩＮの直訳「私を迎え入れて」あるいは原題から「正しき者を迎え入れよ」とか。

  2019/03/01

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  羅生門

  ​【中古】 羅生門　デジタル完全版（Blu−ray　Disc） ／三船敏郎,京マチ子,黒澤明（監督、共同脚本）,芥川龍之介（原作）,早坂文雄（音楽） 【中古】afb​アマゾンプライムで見ることが出来たので，初めて見ました。原作は芥川龍之介の「薮の中」で，これに同作者の「羅生門」の要素を加えた作品となっています。見る人，語る人によって異なる真実，最後に最も客観的な立場のはずの人間から話される事実すらも歪められているという構図，白黒ながら素晴らしい映像美と，さすがは名作と言われるだけのことがあります。三船敏郎も素晴らしいですが，本作品は京マチ子の凄みを堪能する作品とも思います。上映時間は９０分程度ですが，実に濃密な作品だと思いました。

  2019/02/01

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• ２０１９年　あけましておめでとうございます。

  あけましておめでとうございます。本ブログは元々、勉強と趣味関係のブログだったのですが、資格試験に合格してからは、仕事と趣味のブログとして記事を書いていました。しかしながら、いろいろあって、一旦休止、現在は月に１度程度趣味の投稿をするブログになりました。仕事関係は他のところで書いていますしね。今後も趣味（といっても最近は映画くらいですが）について思いついたときに書いていきたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

  2019/01/02

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  哭声／コクソン

  ​哭声/コクソン【動画配信】​​哭声 コクソン【Blu-ray】 [ クァク・ドウォン ]​ナ・ホンジン監督の異様な力に満ちたホラーミステリー映画。アマゾンプライムの無料期間に見ました。國村隼さんの存在感がものすごいことになっています。何度も見ていろいろ考察したい作品ですね。

  2018/12/01

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  アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー

  ​アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー 4K UHD MovieNEX【4K ULTRA HD】 [ ロバート・ダウニーJr. ]​ものすごい作品，というのが自分の中の評価。派手なアクションに彩られつつ，きちんと物語を構築しているし，無数の登場人物をきちんとそれぞれの出自（作品）の色を受け継ぎつつ描いているのは，まさに驚異としかいいようがありません。個人的には一番気に入っているＧｏｔｇ組の描き方が全く，元の作品の空気を損ねていないのがとにかく嬉しかったです。衝撃的なラストも含め，とにかくＭＣＵの一つの到達点として，今後も色褪せない素晴らしいエンターテイメント作品なのではないか，と思う次第です。

  2018/11/01

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  スノーピアサー

  ​スノーピアサー【Blu-ray】 [ クリス・エヴァンス ]​キャプテン・アメリカのイメージが強い，クリス・エヴァンスを主役に迎えた，ポンジュノ監督作品です。脇を固めるのは，今作では抜群の格好良さを示すソン・ガンホ，その娘役のコ・アソン（グエムル親子！），独特の存在感を醸し出すエド・ハリスにジョン・ハート，そして怪演ここに極まれりのティルダ・スウィントンという濃いメンツ。ティルダ・スウィントンは，ナルニア国物語の魔女役で，無類の美しさと格好良さを見せていたのですが，今作では，なんじゃこりゃ，という位の強烈なキャラになっていてびっくりです。というか，見終わるまで，気づかなかった。映画は寓話的な内容で，なかなか見応えのあるＳＦ映画でした。

  2018/10/02

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  レディ・プレイヤー１

  ​レディ・プレイヤー1 ブルーレイ＆DVDセット(2枚組)【Blu-ray】 [ タイ・シェリダン ]​原作はアーネスト・クライン。日本ではもともと『ゲームウォーズ』というタイトルで小説が邦訳出版されていました。原作の内容は，１９７０年代～１９８０年代に青春時代を過ごした人たち向けで，直撃世代の私としては読んでいてとても楽しかったです。これを映画化すると聞いて「権利関係大変だぞ」という感想を抱いていたのですが，やっぱり大変だったらしく，原作とは活躍するキャラクターが違っていました。しかしながら，原作も映画も，違っていて，どっちも良い，というのが私の感想です。原作でリスペクトを捧げられていたスティーブン・スピルバーグが監督をしているというのも熱いですよね。原作としては嬉しかったのではないでしょうか。日本の特撮やアニメへの愛も詰まった逸品です。

  2018/09/02

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  アリス　（ヤン・シュヴァンクマイエル）

  ​アリス HDニューマスター/チェコ語完全版【Blu-ray】 [ ヤン・シュヴァンクマイエル ]​チェコのシュルレアリズム作家である，ヤン・シュヴァンクマイエルの初長編作品「アリス」です。原作はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」ですが，監督の独自解釈と独特の美術，ストップモーションを駆使した作風から，異様な感覚を受ける作品です。話題になっているので，購入したのですが，確かにこれは凄い。ちなみに，一緒に見ていた妻は気味が悪いと言っていましたが，娘達は何故か気に入ったようでした。一見の価値のある作品です。

  2018/08/01

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• １００万ビュー突破

  気がつけば１００万ビューを突破していました。まあ，このブログって確か２００３年頃から書いているので，もう１５年も経過していますから，少しずつ見てくださる方がいたのかな，と思います。とはいえ，最近結構アクセスが多いのがちょっと驚きですね。更新は月１位しか更新していないのですが・・・。これからもゆるゆる書いていきたいと思います。

  2018/07/01

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  ライオンキング　＜劇団四季＞

  妻に勧められて，母と長女と共に，劇団四季のライオンキングを見に行きました。ミュージカルや劇にはこれまであまり親しんでこなかったのですが，なかなか面白かったです。元々の作品は，動物を擬人化した映画ですが，これをさらに人間が演じるというねじれた構図が面白いなと思いました。動物たちの再現の仕方など，たゆまぬ鍛錬と努力が垣間見えて，凄いな，という感想でした。物語自体は，ジャングル大帝のように父王が亡くなり，その子が後を継いで王となるいう話ですが，韻書的なキャラクターが本作のヴィランにあたるスカー。ほぼ主役といえるほどキャラが立っていました。また，スカーの役者さんも存在感が抜群。この作品はおそらくこのヴィランをどう演じるかで印象が相当かわるのだろうなと思っています。娘の長丁場でしたが最後まで鑑賞していました。素晴らしかったと思います。​ディズニー ライオンキング ミュージカル ＜劇団四季＞ [ 劇団四季 ]​​ライオン・キング ダイヤモンド・コレクション MovieNEX [ ジェームズ・アール・ジョーンズ ]​

  2018/06/07

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  キック・アス　キック・アス／ジャスティス・フォーエバー

  マシュー・ヴォーン監督作品，マーク・ミラーとジョン・ロミータ・ｊｒ原作の「キック・アス」。そしてその続編「キック・アス／ジャスティス・フォーエバー」の二本ともアマゾンプライムで鑑賞しました。原作は，ウォッチメンのように，コミックスが描くヒーローについて疑問を呈し，リアルとフィクションの垣根を考えさせるようですが（本稿時点で未読。読んでみたいと思います），映画はもう少しエンターテイメント寄りになっていると思います。両方とも面白かったのですが，話の作りや構成では第１作目の方が良く出来ていると思います。２作目もところどころの部分では面白いところはあるのですが，全体を通してみるともう少し調理を変えればもっと面白くなるのではないか，という感覚がついて回りました。ちょっとグロいですが，コミックの映画化作品が好きな方にはオススメできる作品群だと思います。＜以下少しネタバレ＞​キック・アス【Blu-ray】 [ アーロン・ジョンソン ]​翻弄される主人公は狂言回しという感じで，ヒーローっぽさがあまりありません。ただそこが良いところなのだろうと思います。他方，ビッグ・ダディとヒット・ガールという本物のヒーローは，狂気に彩られ，凄みを感じさせます。なお原作ではビッグ・ダディの狂気はもっと凄いようですが，映画ではまだ感情移入がなし得るレベルにぎりぎりとどまっているのはないでしょうか。演じたのが優しそうな表情がきちんとできるニコラス・ケイジというのも，その印象を強めていると思います。一方，ビッグ・ダディの相棒で実娘のヒット・ガールは本作で一番印象に残るキャラクターに挙げる人が多いのではないでしょうか。まだローティーンだったクロエ・グレース・モレッツが実に魅力的に演じているため，この映画のとんでもなさを感じさせる一方で，爽快感も出してしまっているあたりが凄いなあと思っています。もう一人の主人公とも言うべきレッド・ミストも印象的なキャラクター。キック・アスと一緒に居た時間がもう少し長いと，彼の複雑な心境がより映えたように思いますが，それをのぞいても良いキャラクターをしていたと思います。終盤のアクションは圧巻！ヒーローとはなんぞや，を語りかける作品でもありますが，エンターテイメントとしても良く出来ていると思います。​キック・アス ジャスティス・フォーエバー【Blu-ray】 [ アーロン・テイラー=ジョンソン ]​冒頭でも少し書きましたが，続編の方はいろいろ調理が惜しいように思います。ヒット・ガール関連のところはなかなか魅力的に描かれていて，特にキック・アスとの関係性はとても良かったと思います。その点だけは何度も見てしまいました。演じるクロエ・グレース・モレッツもとても良かったですね（美しく成長しすぎたせいで，物語が彼女に寄りすぎてしまったのかもしれませんが）。ただ，問題はキック・アス。ヒット・ガールと絡んでいるときは良いのですが（特に冒頭の方であった二人の訓練シーンが良いです。二人とも本当に楽しそうで，戦友感が良かったです），それ以外の時がなんというか，行動や思考の一貫性が感じられず残念。他方，レッド・ミスト＝マザー・ファッカーは良いヴィランになっていました。傍らのマザー・ロシアもインパクト十分で素晴らしかったと思います，アクションは相変わらず面白く，ジム・キャリー演じる星条旗大佐も存在感がありました。ただ，一貫した物語としてみると若干粗が見えるというか，調理方法をもう少し変えたらもっと面白くなったのではないか（星条旗大佐の扱いとか）と思い，そこが少し残念です。三作目も意識した作りですが，果たして続編は出るのでしょうか。原作を読んで，そのときを待ってみたいと思います。

  2018/05/04

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  ミッドナイト・ラン

  アマゾンプライムで無料期間が終わる直前に見ることが出来ました。高校時代本当に好きな映画でした。改めて見ても面白さは変わらない。デ・ニーロの作品の中では一番軽快な気がします。ブルーレイで出て欲しいです。​【中古】 ミッドナイト・ラン ／マーティン・ブレスト（製作、監督）,ウィリアム・S．ギルモア（製作総指揮）,ジョージ・ギャロ（脚本）,ダニー・エルフマン（音楽）,ロバ 【中古】afb​

  2018/04/01

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  殺人の追憶

  最近は日本とアメリカ以外の映画をなんとくなく見ています。先日書いた惑星ソラリス、ストーカーだけでなく、ヤン・シュバンクマイエルの「アリス」、台湾の「看見台湾」も見ました。他にもいろいろと見たい映画はあって、台湾映画の「悲情城市」や「セデック・パレ」も見たいし、アレハンドロ・ホドロフスキーの映画も見てみたいし、ルネ・ラルーの「ファンタスティック・プラネット」も見てみたいと思っています。そうした中で、気になっていた映画を一つ見ました。韓国映画「殺人の追憶」です。ポン・ジュノ監督の映画では「グエムル」を見ていて、これがなかなか面白かったのですが、世評ではこの「殺人の追憶」の方が評価が高く、アマゾンプライムで無料で見られるため、見てみました。すごい映画でした。なぜ評価が高いのかよくわかりました。なかなか邦題でよいな、と思う映画は最近あまりなかったのですが、この「殺人の追憶」という邦題も実に素晴らしいと思います。岩城太郎のスコアも本当に美しく素晴らしい。死体の描き方や暴力の描き方の容赦のなさは、リアリズムを感じさせます。ゆるく始まりどんどん緊張感を高めていく物語の進行、コメディ要素、アクション要素、ホラー要素などが入り混じりつつ圧倒的なサスペンス感で統一する雰囲気とか、構成の見事さに舌を巻きました。役者陣も素晴らしいですが、特に主役のソン・ガンホの存在感が好きですね。何度も見返してしまっています。以下、ネタバレありで書きます（見た人向け）。​殺人の追憶【Blu-ray】 [ ソン・ガンホ ]​牧歌的な農村の風景から始まるこの映画ですが、連続殺人事件の捜査を進めていく刑事たちの物語ですから、どことなく不穏な空気が冒頭から流れています。この雰囲気を岩城太郎の抒情的なスコアが高めていきます。最初は主人公たちのひどい捜査（暴力に基づく自白強要など・・・ただこれは実際に当時の韓国警察で問題になっていたようです）でコメディ的な要素が前面に出ているのですが、ソウルからソ・テユン刑事（キム・サンギョン）がやって来たあたりからだんだんとサスペンスの要素が強くなっていきます。間抜けな（笑えてしまう）捜査をしているパク・トゥマン刑事（ソン・ガンホ）と対比して、「書類は嘘をつかない」と言いつつ、論理的に証拠に基づく捜査をしていくソ刑事。次第次第に犯行の統一性から、犯人が活動をする時がどんな時が特定されていきます。そして描かれる、犯行シーン。この序盤の犯行シーンは、その描写、音楽の使い方など完全にホラー。特に犯人が姿を現すシーンの作り方は素晴らしく、秀逸なホラー描写にぞっとしました。中盤のチェイスシーンは岩城太郎のスコアと相まってものすごい迫力。全速力でおいかけるシーンの力強さに、走るシーンも描き方によっては素晴らしいアクションシーンになるのだなと思いました。そして浮かび上がる有力被疑者パク・ヒョンギュ（キム・ヘイル）。しかし明白な証拠はない。それまでの自分の捜査方針を見直し、ソ刑事の冷静さ合理性に寄り添い始めるパク刑事。他方、証拠のなさから追い詰められていき、それまでの証拠を重視した捜査方法すら捨てかねない心理状況に陥るソ刑事。ただ一つ、犯人のＤＮＡが採取され、アメリカでのＤＮＡ鑑定を待つばかり。この焦燥感は、見るものと刑事たちの気持ちをうまくリンクさせるように演出されていたと思います。そんな状況をあざ笑うかのように、犯人は物語上最後の惨劇を引き起こします。その絶望。この惨劇で、ついに二人の刑事の関係性は逆転します。明白な証拠はないのに被疑者に暴力的に迫るソ刑事。そんなソ刑事に待望のＤＮＡ鑑定の結果をもってくるパク刑事。しかしながらそこに書かれていた結果は全てを否定する内容。ソ刑事はその証拠を「これは嘘だ」と言い、やりきれない怒りを被疑者に向ける。これを抑えるパク刑事。結局、被疑者は暗いトンネルの奥へと去っていきます。それを見る二人の刑事には、ついに犯人を特定できなかったやりきれなさが漂っていました。全ては被疑者と同様、暗いトンネルの先に消えていく・・・。終盤の絶望的な流れは、実に重たい。これがこの映画の特徴なのでしょう。それから十数年たって、刑事をやめてサラリーマンをしているらしいパク刑事は、最初の遺体を発見した現場を通りかかり、冒頭のシーンと同様に側溝の中を覗き込みます。それをみた女の子が言います。つい最近、ここに来た男の人がいると。その男の人は「かつて自分がしていたことを思い出してここに来た」旨を述べたというのです。そう殺人者による「殺人の追憶」です。そして最後、映画は現実に対する無言の問いかけで幕を閉じます。このラストシーンとこれを彩る岩城太郎の美しいスコアの前に、何も言えない感情に圧倒されました。この映画は韓国で１９８６年ころから発生した「華城連続殺人事件」をモチーフにしています。現実にはこの連続殺人事件の犯人は捕まっていません（後日注釈　２０１９年についに犯人が発覚しました。この記事を書いたときは捕まっていないので文章は残しておきます）。映画を見た後で調べてみたのですが、映画に登場する被疑者は実際の被疑者をモチーフにして描かれていたようです。（当時）未解決事件の映画化ですから、当然最後まで犯人はわからないわけです。ですので、犯人が分からない物語って面白いのだろうか、とみる前は思っていたのですが、絶望感を醸し出し圧倒的な力で感情を揺さぶってきました。これはすごい映画だ、と素直に思いました。有力な被疑者であるパク・ヒョンギュは結局犯人だったのか？ネットで見るとノベライズでは犯人とされていたようですが、映画を見る限りは、少なくとも映画の作り手は彼は犯人ではない、と考えて作っているのではないかと思いました。ＤＮＡ鑑定の結果と、最後の少女の顔立ちに関する言葉などからの推測にすぎませんが。いずれにしても本当に重く、それでいてきちんとエンターテイメントもしている作品でした。ところでグエムルの時にも思ったけれど、ポンジュノ監督は飛び蹴りが好きなんでしょうかね。今回もソン・ガンホが見事な飛び蹴りを披露していました。アクション的でありながら妙なおかしみもあって、飛び蹴りシーンは個人的には好きです。以上とりとめのない感想になってしまいましたが、本当に面白かったので書き連ねてみました。今度はポンジュノ監督作品では、「母なる証明」「オクジャ」あたりも見たいです。

  2018/03/04

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  ストーカー　アンドレイ・タルコフスキー

  ​ストーカー【Blu-ray】 [ アレクサンドル・カイダノフスキー ]​​ストーカー ハヤカワ文庫 / アルカジイ ストルガツキー 【文庫】​タルコフスキーのＳＦ映画ということでこちらも見ました。ゆっくりとしたテンポの映画ですが，美しい映像と神秘的な雰囲気が非常に心地よい作品です。ゾーンの描写は，他の監督がやったらもっと何か派手なことが起こるのだろうか，とも考えました。しかし設定が非常に魅力的ですね。思わず何度も見てしまいます。なお，映画の原案となっている「路傍のピクニック」（邦訳版ではストーカーのタイトル）も非常に面白いＳＦ小説でした。

  2018/02/04

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• ２０１８年　あけましておめでとうございます。

  あけましておめでとうございます。本年は公的な仕事は減らして、家族との時間や勉強の時間を増やしたいと思います。旅行とかももう少し行こうかなと。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

  2018/01/02

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• ジグソーパズル

  今日の朝，私が起き出し，職場に行く身支度を調え終えた頃に，上の娘が起き出してきました。昨日掃除で疲れ切った妻と下の娘はお休み中。上の娘は「ぱぱ，パズルやろうよ！」と言って，崖の上のポニョのジグソーパズルを開けてばらまきました。まあ，早めに起きたこともあるので，娘と一緒にパズルを開始。二人で一緒にいろいろ頭をひねりながらなんとか完成させました。久しぶりにやるとなかなか面白い。ですが娘はそれだけでは満足せず。「ぱぱ，もう一回やろうよ！」はいはいと一緒にばらして，再度パズル。さすがに２回目になると同じパズルですので，完成まで早くなります。終えるとご満悦の娘は，３回目もやろう，と言ってきました。・・・さすがに３回目だと飽きるなあ，と思いましたが，つきあって３回目も行いました。思った通り，さすがにおっさん，飽きる。それでも娘はまだやりたいといいましたので，結局４回目もおつきあいすることになりました。まあ娘が嬉しそうだったので良しとしますか。こんな感じで，どうしたわけか上の娘はジグソーパズルが大好きで，昔からよくやっていました。パズルが組み上がって一枚の絵ができあがるところに達成感を得ているのでしょうか。今年は娘のところに，サンタさんがジグソーパズルを持ってきてくれるかも知れませんね。

  2017/12/09

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  のび太のひみつ道具博物館

  ​Ｆ先生亡き後のオリジナル作品で，一番好きな作品です。監督は「新・のび太と鉄人兵団」も監督している寺本幸代氏。笑いあり，熱い展開のアクションあり，ミステリー要素もあり，キャラクター同士の心の繋がりにじんとさせられる，本当に良くまとまったエンターテイメント作品だと思います。各キャラクターにもきちんと見せ場があるところも良かったですね。今作のようなオリジナル作品が増えることを期待しています。映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 ブルーレイ通常版【Blu-ray】 [ 水田わさび ]​以下ネタバレ感想・ひみつ道具博物館の偉容には圧倒。・よく見るといろんな道具が。何度見ても全部見きれるかどうか。凄い情報量。・ゲストキャラのキャラ立ちが良い。・のびドラだけでなくジャイアン，スネ夫，しずかにも見せ場あり。・ミステリー要素は良い味付けになっていると思います。・ケプラー博士，良いな，千葉繁氏だからこそ出せるこの感じ。・のびドラの絆は抑制的に描かれていながら，非常に心に来ます。・終盤のアクションは圧倒的。・怪盗ドラックス！　これは何の映画！？　と思うほどの格好良さが笑いにつながる。・過剰な描写ではないところから，最後のシークエンス。こういう感動は大好き。・Ｐｅｒｆｕｍｅの曲，この作品にはぴったりですね。以上です。

  2017/11/05

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  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　リミックス　（vol.2）

  「これは家族の物語」　一作目を友人に勧められてブルーレイを買って見たところ，あまりの面白さにはまってしまった作品の続編です。邦題がリミックスとなっていますが，現代のvol2には意味があるので，変えなくて良いのに，と思いつつも，日本だと続編にはなかなか人が入らないという事情があるとかないとかで，仕方がなかったのかもしれませんね。　一作目に引き続き，本当に素晴らしいエンターテイメント作品でした！　涙あり，笑いあり，熱い展開あり，本当に大好き。　具体的な感想はリンクの下に（ネタバレあり）。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス MovieNEX [ クリス・プラット ]価格：3326円（税込、送料無料) (2017/10/1時点)１　家族の物語　一作目からそうでしたが，この作品は「家族の物語」でした。　今回は主人公ピーター・クイルの実の父が現れるという話を基本線としつつ，がモーラとネビュラという姉妹の物語，家族同然となった仲間達の物語，そして本作の主人公の一人「ヨンドゥ」の物語が一本の線として寄り合わされていました。　軽口のたたき合いの楽しさ，ベイビーグルートのかわいさ，アクションの面白さなどもあり，見終わった後の満足感でこれに匹敵する感覚を受けたＭＣＵ作品は，他には前作くらいかなと思います（なおキャプテン・アメリカ　ウインターソルジャーのように別方向に面白くて好きな作品は複数あります）。２　父をめぐる物語１（父親）　ピーター・クイルの父親「エゴ」が姿を現しました。　カート・ラッセルとはまた良い役者を選びましたね。　「エゴ」は当初，ピーターの良き父としての姿を見せ（キャッチボールのシーンはぐっときました！），やがてその本性を現す訳ですが，敵役として実に魅力的だったと思います。彼の目的は「自分自身の増殖」であり，ある意味で他の生物と同様の生存意義のために活動していた訳です。ところが，彼の「拡張」は他の生物を根こそぎ踏みつぶすもので，他の生物とは全く相容れない。この全く異質の存在であるという描写が良かったなと思います。　本性を現した後の気味の悪さといったら！　他方で，おそらく「エゴ」は「エゴ」なりにメレディス・クイルを愛し，ピーター・クイルを愛していたのだろうと思えるところが魅力を増していました。　「エゴ」は「エゴ」なりにメレディスを愛しており，このまま離れがたくなり，そうなれば自分自身の目的が果たせなくなると思い，あのような暴挙にでているのです。ピーターとして（観客としても）許せるはずがないのですが，これは「全く異種の知性による判断」と考えられるように作ってあるように思えて，脚本の妙を感じました。３　父をめぐる物語２（親父）　もうあちこちで語られ尽くされていますが，ヨンドゥ。　本作のもう一人の主人公はヨンドゥでした。ピーターの「親父」であるヨンドゥは，ピーターの生い立ちに自分自身の生い立ちを重ねていたのでしょう。１作目から，ヨンドゥがピーターに対して甘い部分が見えていたのですが（１作目のヨンドゥのラストショットは最高でしたね），今作では「親父」が自覚をもって「息子」のために活躍する，ヨンドゥの覚悟と男気に，バカみたいに泣かされました。　ヨンドゥは今作で，ピーターとの熱い絆で魅せてくれましたが，ロケットとのやりとりも本当に良かったです。ヨンドゥがロケットの本性を喝破するシーンの熱さ！　これを受けたロケットのその後の対応が本当に良い。仲間であると改めて認めるシーン，「仲間を失うのは一人で十分だ」のシーン，そしてロケットのラストシーン。　この二人の強い友誼にも心を動かされました。４　ガモーラとネビュラ　ＭＣＵで大事な位置にいるこの二人にも今回，視点が充てられていました。　ガモーラは今作では，冷静な一家のオカンみたいになっていて，突っ込み役を一人で担っていました。ラストのシーンも含め，本当に良いヒロインだなと思いました。ゾーイ・ザルダナは美しい異星人役がはまっているように思います。　他方のネビュラですが，彼女のこじらせぶりもよく分かり，今回キャラも立っていましたね。今後は「サノス」が控えているのでまた活躍するでしょうが，来る「Vol3」では是非また，家族である「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に合流してもらいたいものです。５　ピーター・クイルは理想の主人公　ピーター・クイルは１作目から本当にキャラが立っていて，かといって嫌みもない良い主人公だと思います。クリス・プラットの名演もありますが，やるときはやるけれど，普段はどこか抜けている彼が物語の中心にいるからこそ，このシリーズは，涙も笑いも，熱さも維持できているのではないかと感じた次第です。　父親に翻弄されていた彼が，親父のアドバイスを受けて，仲間達との絆を心に覚醒するシーンのかっこよさと言ったら！　相変わらず，１９８０年代で止まっている趣味嗜好も良い感じ。　クライマックスのパックマンにはにやりとさせられました。　６　個人的な話（父と子）　非常に個人的な話ですが，私の父が４月末に亡くなりました。　病気が発覚してから１年もまたないで亡くなるとは思いもしませんでした。医師からは確かに，もしかすると長く持たないかもしれないと言われていましたが，正直信じられなかったさなかの事でした。毎週会いには行っていたものの，もっと会いに行けたのではないか，と悔いる思いもありました。　そして亡くなった後は，葬儀などの諸事で家族全体でてんやわんやしていて，悲しかったし，正直人の見ていないところでは涙も止められなかったものの，心の整理を付ける暇があまりありませんでした。　そんな中，たまたま時間が空き，前々から見たかったこの作品を劇場で見た次第です。そう「父と子」の物語を，です。　劇場であんなに涙が出たことがありませんでした。それは以上の様な個人的な事情があったからです。だからこの作品は私にとって，特別な映画になりました。７　３作目に対する期待　１作目，２作目ともに本当に素晴らしく大好きな作品になりました。　３作目も期待しています！

  2017/10/01

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  voygers

  いろいろあって大変だった時に１曲買いをしていました。歌詞を聞いて鳥肌が立ちそうになる経験をした数少ない１曲。今でも時々気持ちを奮い立たせるときに聞いています。ボイジャーズ・心 [ 平原綾香 ]価格：1013円（税込、送料無料) (2017/9/3時点)

  2017/09/03

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• 子どもとプール

  先日、家族でプールに行ってきました。　様々なプールのある大きな水上公園は、駐車場に停まるのは難しかったものの、混雑の割に十分遊べるスペースがありました。娘達も子供用プールや流れるプールなどを満喫していました。　とはいえ、やっぱり足のつく子ども用プールが好きなようでしたね。　個人的にはあまたの種類あるプールの中で、いわゆる流水プールが好きです。広くて長いプールをただぐるぐるまわっているだけで、プールで遊んでいるという実感を得ているような気がするからです。我ながらあやふやな言い方。　上の子に流水プールの楽しさを知ってもらおうと、浮き輪をつけた上の子と泳ぎながら遊んでいると、ようやく上の子もおもしろさに気づいたのか、プールから上がると「もう一回行きたい」と言い出しました。パパご満悦。　そしてふと、自分の子どもの頃のことを思い出しました。３歳か４歳くらいからスイミングスクールに通っていた自分にとって、プールとは四角い競泳用プールでした。夏に開放される近くの公園プールも四角いプール。そんなとき、父が「近くに流れるプールがあるぞ、行ってみよう！」といって家族で連れ立ってプールに行ったことがありました。その時、初めて経験したのが流水プールでその時の楽しさが今でも影響しているのかも知れません。思えば、自分が子どもの頃、家族全員でプールにい行ったことって数えるほどしかなかった（あるいは覚えていないだけかもしれませんが）ように思います。それだけに、この時のことが強く記憶に残っているのかもしれませんね。　子ども達にあのとき自分が感じた以上の楽しさを感じさせてあげることができるでしょうか。　もっといろいろ遊びに連れて行ってあげたいです。

  2017/08/03

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  元気ロケッツ

  最近，元気ロケッツの曲にはまっています。さわやかな気分になるので良いなあ，というところです。元気ロケッツ I -Heavenly Star- [CD+DVD] / 元気ロケッツ【CD】GENKI ROCKETS II-No border between us-元気ロケッツ [SRCL-7720]

  2017/07/01

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  ＷＡＴＣＨＭＥＮ

  But who will watch the watchmenWatchmen （ShoPro books） [ アラン・ムーア ]【新品】ウォッチメン BDコレクターズ・バージョン Blu-rayWatchmen Collector's Edition: Ultimate Cut + Graphic Novel【中古】

  2017/06/15

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• 郷愁

  人生の一つの節目を迎えました。いつかは来る別れというのは覚悟していても辛いものですね。他方で，節目の儀式で良き思い出を多くの人と語ることができました。郷愁にかられ様々なことを思い出します。楽しく良い思い出はいつまでも色あせることはないのではないかと思うほどです。偲びつつ皆で，先へと進んでいきたいと思います。

  2017/05/03

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• 桜咲く季節

  桜咲く季節がやってきました。そういえばここ数年，花見をしようと言いつつ出来ていないです。なんとなく，花盛りの時に事件やらなにやらでなかなか桜を見ることが出来ず，ようやく落ち着いた頃には雨が降って台無しになっている，ということを繰り返してきたような気がします。今年は，きちんと満開の桜の花を見たいですね。

  2017/04/04

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  ドラえもん　のび太の南極カチコチ大冒険

  子どもの頃大好きだったドラえもんの映画。　長じてからもＤＶＤやブルーレイで見ていましたが，今年は，子どもと一緒映画館に見に行きました。　上の子の映画デビューは，「それいけ！アンパンマン　おもちゃの星のナンダとルンダ」だったのですが，これは１時間くらいの映画だったので，集中力を保ってみることが出来ていました。しかしながら，今回は２時間近い比較的長尺の映画。果たして，最後まで見るのか，少々はらはらしながらの映画鑑賞でした。　一緒にポップコーンとお茶を購入して，いざ鑑賞。なんか最初からうきうきしている様子。映画館というものを楽しく感じていたのでしょうかね。　結局上の子は，しっかり最後まで見ました。 「パパ，面白かったね！」　連れて行った甲斐がありました。　映画の感想を書いていないですね。　声優交代後のオリジナル映画では一番，冒険感のある作品だと感じました。ドラえもんの初期映画を見ていた時のような感覚を受けました。　時間移動を使ったシナリオはしっかりと作られており，主要キャラクター達の見せ場もあり（スネ夫とジャイアンはバトルで活躍，しずかちゃんだけは少し影が薄かったか？），南極の探検や遺跡の様子など，よくまとまった作品だと思います。作画や音楽も話に合ったもので，好印象。　何より１０万年，という時間差を上手く使ったラストシーンはかなり良かったです。　ところで平原綾香の出演には驚きました。　今回の主題歌は平井堅の「僕の心をつくってよ」でこれも素晴らしい曲だと思うのですが，ファンとしてはいずれ平原綾香にもドラえもんの映画主題歌を歌って欲しいな，と思いもしました。　映画に関する個人的評価としては，Ｆ先生の関わっていないオリジナル映画では，「ひみつ道具博物館」に次いで好きな作品，というところです。　冒険心にあふれていた初期ドラえもん映画（魔界大冒険くらいまで）が好きな方におすすめです。​映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険【Blu-ray】 [ 水田わさび ]​

  2017/03/18

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  惑星ソラリス

  随分前にＢＳで見たのか，レンタルビデオで借りたのか覚えていないのですが，一度見て印象に残っていたアンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」のブルーレイを購入しました。　美しい映像と，退屈までな長回し，印象的なセット。芸術の匂いのするＳＦ映画でした。　この映画の雰囲気は非常に独特で，世界観に浸ることのできる作品だと思います（最初見たとき寝たような気もするけど）。　名作ＳＦとされていますが，昔見たときには，なんとも言えない怖さを感じたことを覚えています。３人しかいないはずのステーションに現れる「お客」の存在が謎めいていたこと，「お客」の行動原理が意味不明であり，また人の姿形をしているけれども当初は明らかに人とは違う何かであることの異質さ（これは映像化されることにより原作よりもさらに強い印象を残しました），こうしたことから怖さを感じたのだと思います。また冒頭，ステーションに行く前の報告の件もこの不気味な雰囲気を醸し出す要素となっていたのでしょう。　物語の大筋は，スタニスワフ・レムの原作に沿って進みますが，最後の最後の流れが違い，タルコフスキーとレムの指向の違いがまざまざと浮き彫りになったと思います。レムの原作を読んだときには，存在するものは存在しているありのままの姿を見るよりなく，理解できないものは理解できない，だがそれでも・・・というような前向きな印象を受けたのですが，タルコフスキーの映画を見終わった後の印象は全く違いました。個人的にはレムの原作のスタンスの方が好きですが，映画を通してみると，タルコフスキー版のラストはこれがおさまりのよい形なのだろう，と思いました。　原作とはまた違った一つの芸術だと思います（映画自体は長尺ですが，おすすめ）。​惑星ソラリス 新装版【Blu-ray】 [ ナタリア・ボンダルチュク ]​

  2017/02/05

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• 謹賀新年　２０１７年

  明けましておめでとうございます。　本年もよろしくお願い申し上げます。

  2017/01/02

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• スーパーショット？

  　先日２年ぶりにゴルフに行ってきました。　ここしばらく様々な事情が重なり行けなかったのですが，楽しんできました。　もちろん，結果は惨憺たるものですが，楽しめたのが一番。　第２ホール２打目，７番アイアン。　グリーンから残り８０ヤードの地点，ラフに転がる私の赤いボール。　次のクラブを用意しようとしていた矢先，黒い影が飛翔して，ボールの手前に降りてきました。　ゴルフ場をねぐらにしているカラスです。そいつがボールを嘴でくわえる姿が見えました。　「おい！　待て！　勘弁してくれ！　持ってくな！」　とっさに叫びました。通じる訳ねーだろ。　はたしてカラスはボールを咥えたままグリーンから４０ヤードの地点にある木に飛んで行ってしまいました。あっけにとられたものの，キャディさんに確認。　「この場合，どうすれば良いですかね？」　キャディさんが答える前に，木からころころとボールが転がってきました。食べ物ではないと判断して離したのでしょうか。　「あ，ルール上はそこから打つんですよ」　「そこ？」　「カラスがボールを落としたところです」　知らなかった。はからずも４０ヤードも距離を稼ぐことができてしまいました。　しかし，これ，打った地点よりも後ろに運ばれたら大変ですね・・・。

  2016/12/04

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• 同じ書籍を

  仕事の本を購入しても，ほとんどの場合，必要な箇所を少し読んで，必要になったら引っ張り出す，という形になっています。　これではもったいないと思い，最近，書籍の通読をしてみようと思うようになりました。もっとも，実際に現在携わっている仕事の書籍だと，休憩時間的な移動時間などに読む気がしなくなると思ったので，現在抱えている仕事と直接関わっているものではなく，周辺事項の本を読むようにしました。　そして，そんな感じで読む本ですが，出来ればあまりつかれない，入門的な本が良いなと思って，そうした本を購入するようになったのですが，以前買って本棚に置いてあった本を，二重に買うというのを２，３回やってしまいました。余った本は職場の他の弁護士に譲っていますが，そもそも職場に１冊あれば良い本がほとんどで・・・。。　本を買う前に，一度本棚を確認すべきだなと思った次第でした。

  2016/11/08

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  ジャングルブック（２０１６年映画）

  先々月にジャングルブックを見てきました。　まずは原作の話です。　子供のころ、ジャングルブックのモーグリ編を集めた翻訳本を読んで、大変面白く何度も読んだことを覚えています。なお、当時も今も、ジャングルブック翻訳版の文庫版などでは、モーグリ編を集めた本がほとんどのようですね。最近、映画の上映に合わせて、ジャングルブックも複数社から売り出されていますが、モーグリ編だけでなく、他のお話も含めて「ジャングルブック」「続ジャングルブック」も出版されたようで、今度購入してみようかなと思っています。ところで、モーグリ編を集めた「ジャングルブック」では実質的な後日談（書かれたのはジャングルブックの前ですが）「ラクの物語」のある文春文庫版が良いかな、と思います。　映画についてです。　モーグリ編をベースにしているものの物語は原作と結構違います。　またキャラクターの扱いも結構違う印象です。モーグリやバキーラ、ラクシャあたりは原作とあまり印象に違いはありませんが、その他は軒並み。　森の掟を厳しく教える熊のバルーは、むしろ自由を謳歌する正反対の立ち位置のキャラクターになっています。また、原作では冷静老獪な賢者で、なおかつモーグリの最大の守護者といってもよいカーが、なぜかモーグリを取って食おうとする役柄に。これらの改変はディズニーのアニメ版もそうなのですが、原作のキャラではカーが一番好きなので、正直残念。ディズニーは蛇が嫌いなのか？　その他にも、原作では頼れる兄貴分であったグレイがかわいらしい子狼にされているし、原作では偉大な戦士であり指導者であったアキーラの扱いも、ギャグ映画レベルでひどいし、キャラ改変はほんとに残念でした。　ただ、悪役シェア・カーンに関しては、原作ではどこまでも小物臭が抜けず、なんとくなく情けないイメージが払しょくできなかったのですが、映画ではカリスマ性のある悪役に仕立てられており、この改変は良いな、と思いました。　それ以外の部分でいうと、大変美しい映像で描かれる物語はテンポが良く、声をあてた俳優（ベン・キングスレー、ビル・マーレイ、クリストファー・ウォーケン）がはまっていることもあって、全体的には面白く仕上がっていると思いました。特にクライマックスの展開は、原作よりも燃えるので好きですね。　以上のように映画全体としてはかなり個人的な趣味にはあっていました。　またブルーレイなどで見てみたいですね。​ジャングル・ブック MovieNEX [ ニール・セディ ]​

  2016/10/02

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• １９８４年と映画

  今年の８月は夜に時間を取れることが何度かあって、３本映画を見てきました。　「シン・ゴジラ」「ゴーストバスターズ」「ジャングルブック」です。　いずれもとても面白かったので、いずれそれぞれについて書くかも知れませんが、今日はこれらの映画からふと思った別の話を書きます。それは、１９８４年のことです。　今から３０年程前、私はまだ小学生でした。当時、私の回りの小学生の娯楽としいて映画はかなりのウエイトを占めていました。１０００円で見に行くことができること、映画自体が勢いがあったことなどから、土日になると親と行くか、親からお金をもらって、友人達と映画を見に行っていました。　私は子供の頃から怪獣映画が好きで、良くテレビでやっていたゴジラやガメラの映画を愉しみに見ていました。しかし、その頃、ちょうどゴジラもガメラも映画としては新しい作品を作っていませんでした。そんな中、テレビで、ゴジラが復活するという話題が放映され、楽しみにしていました。　そうして親に頼んで見に行ってもらったのが１９８４年版のゴジラでした。今見直すと、いろいろと微妙なところもあるのですが、当時は映画館でついにゴジラが見られたという嬉しさから友人達と熱く語っていたことを覚えています。　そんな中、他の友人達のグループはゴジラではなく別の映画を見に行っており、この映画を熱く語っていました。それが「ゴーストバスターズ」でした。これも一種の怪獣映画でとても楽しかったことを覚えています。　これに加えてこの年には「グレムリン」がやっていた、こうした系列の作品が好きだったものですから、とても充実した映画体験をしたと思っていたものでした。　今年、ゴジラが復活した俊に、ゴーストバスターズのリブート版も見られるという環境につい、１９８４年のことを思い出してしまいました。　あの頃、地元にあった映画館はことごとく無くなってしまいました。寂しく思っていたそんな中、数年前、地元に新たにシネコンが出来ました。また地元でも映画が見られるようになり、映画館に入るとついつい、あの３０年程前の、毎週のようにい映画を見に行っていた頃のことを思い出します。　またあの頃のようにいろんな映画を見に行きたいものです。

  2016/09/04

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