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ブログのことに触れておきます。事の発端はジュビロ磐田戦の中で起こりました。後半終了間近の時間帯で西川選手がゴールライン付近でボールをスライディングして止めました。ところが高山主審はボールがラインを割ったと判断し、コーナーキックの判定を下しました。その判定に西川選手は異議を唱えボールをピッチに叩きつけました。この行為に対して主審は西川選手に警告を与えました。

ここまでの流れであれば通常起こりうることだったのでしょうが、西川選手は帰宅後だと思いますがその日の試合での出来事をブログで公開しました。そこにはあの警告が意図的であることが書かれてありました。累積で3回に達していたため4回目をこの試合で受ければオリンピック期間中に出場停止を消化できると考えていたようです。その後、内容に不適切な部分があることがわかったのか、一度削除し、再び更新されました。そこには何事もなかったような文章が並んでいました。翌日、ブログにお詫びが掲載され、トリニータのホームページにも同様のお詫びが掲載されました。

Jリーグ関係者に不祥事が続き、5月に『「安全なスタジアム」づくりの実現に向けて』という声明が発表されました。その中には、1.法令順守、2.世界に誇れる安全で快適なスタジアムづくり、3.自らの言動に責任を持つ、という重点項目が書かれてあります。その項目に違反したわけですから、何らかのペナルティを受けなくてはならないでしょう。明日、西川選手と溝畑社長がJリーグから東京都内で事情聴取を受けるそうです。どのような裁定が下るかわかりませんが、覚悟しておきましょう。
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