Web T-WAVE（仮）

大分商工会議所で行われた大分トリニータサポーターズミーティングに行って来ました。昨年の反省を生かして二部構成にし、一部を経営について、二部をチームについて説明と討議が行われました。説明はクラブが陥った危機の状況と予め募っていた事前質問の回答でした。
必要な3億円について、今季内に集まらなければクラブとしての存続が不可能となるのですが、スポンサーとの交渉で現在は5、6千万円の目処が付いており、残りの2億数千万円についても可能だと青野社長は答えました。楽観的だったのがとても印象的でした。最悪の場合、また県民の税金が使われそうです。

チームについて、方向性は監督が示し、細かい部分は選手間で話し合うことで調整を行ったそうですが、ケガ人などで人が入れ替わると認識のズレが起こり、試合中に混乱が発生したことが低迷の原因だそうです。現在は離れていた選手が戻りつつあり、フィジカル面の強化に目標を置いた練習が行われているそうです。
2005年はファンボ監督がユースでの指導方法をトップでも取り入れましたが、理解を示す選手がいるものの反発する選手も少なくなくチームは崩壊しました。ユースに所属していたある選手は、そのときの経験が生きていると語ったそうです。現在は、若手の選手に対してはコミュニケーションを大事にしているそうですが、それを傍から見るとぬるく見えるかも知れないと話していました。
<終>