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2011年04月06日
カテゴリ：映画
先日、NHK BSプレミアムで映画「東京物語」デジタルリマスター版というのが放送されました。これは小津安二郎生誕100年記念事業の一環として2003年に作られたデジタル修復版とは別物で、NHKがわざわざ番組の企画のために作った新バージョンなのだそうです。制作会社である松竹の協力のもと、アドバイザーとして参加した川又たかしさんの証言を頼りに修復作業が行われました。川又さんは当時、この映画の撮影助手を務めていました。
この映画のネガフィルムは火災で消失しており、最良（といっても状態はそれほど良くない）のポジから作業しなくてはならなかったため、通常の映画よりも修復作業が困難だったそうです。映画が新たに生まれ変わることはいいことですが、この事業をNHKがやらなければならなかったのでしょうか。 「東京物語」はボクにとってベストテンに入る映画です。録画していたので、冒頭だけ観て状態を確認するつもりだったのですが、最後まで観てしまいました。原節子はいいよね。 <終> お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年04月06日 22時31分28秒
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