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夜空に響く虚しい花火の音。昨日のセレッソ大阪戦はこの超高速新聞のタイトル通り完敗でした。



リーグ戦が始まって半年が経ちますが、Ｊ１昇格を掲げた両チームの明暗がくっきりと表れています。サッカーの質というものを見せつけられました。幸先よく得点がとれたことで勝てるのではないかと思ってしまいましたが、正確なキック力であっさり同点、逆転、ダメ押し点を決められてしまいました。失点に関しては試合後のコメントで反省点が出ているので問題ないと思うのですが、得点力の方が心配です。

負けは悔しいですが、今節は手本にすべきところがたくさんありました。攻撃のときに、斜めにパスを出せるポジションに選手が必ず走っていること。ジョギングスタイルのトリニータとは大違いです。それと積極的なプレス。走って追いかけまわすだけでなく、しつこく複数で選手を囲んでいました。なのでトリニータの選手は周囲に誰もいないときでも怯えてタッチにボールを出していました。それぐらい恐怖を感じたのだと思います。もう今年はリーグ戦でセレッソに当たることはないので、この試合の経験を生かして残り試合に臨んでほしいと思います。

セレッソ大阪の丹野研太選手。



そして田代有三選手。



<終>