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昨日はだいぎんサッカー・ラグビー場Ａコートで行われたヴェルスパ大分－新日鐵住金大分戦を観てきました。対戦カードは一昨年と同じ。やっぱりＪ３のクラブが県代表の枠を潰してはいけないなと思いました。気温は高めて微風。時間が過ぎるにつれて風が強くなり気温も下がって行きました。



試合は序盤は新日鐵住金が押し気味で、１０分を過ぎてからはヴェルスパが盛り返しました。コーナーキックなどでチャンスを作りますが、新日鐵住金が体を張ったディフェンスを見せました。主審は両方に平等、というかお互いにストレスが溜まりそうな判定をしていました。あれを流すか？とか何故そこで止める？とか。中盤でボールを奪い合う展開で熱戦となり、前半は０－０で終了。後半は開始早々に木島悠選手のディフェンスの裏へのパスを受けた利根瑠偉選手が左サイドから切り込んでシュート。これが決まりヴェルスパが先制しました。



これでヴェルスパの方が有利になるのかと思いましたが、直後に中央でのショートパスを受けた新日鐵住金の西出隼也選手がシュートを放って同点にしました。これでまた膠着状態に陥り、試合は延長戦へ。終盤は９０分で決めたいという気持ちがヴェルスパの方に見えました。






延長戦に入ってからも両者は決め手を欠き主審の笛。あら、早いんじゃないの？とプログラムを見たら、この大会では２０分ハーフという規定になっていました。後半も前半同様の展開で決着がつかずにＰＫ戦へ。



ＰＫ戦は先行のヴェルスパが５人成功させたのに対し新日鐵住金が４人だったことで、ヴェルスパが天皇杯サッカー選手権の出場権を獲得しました。






<終>