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過密日程第２ラウンドの第１戦となった名古屋グランパス戦は４－１の快勝でした。前日のどしゃ降りとは正反対の快晴で、じりじりと焼けるような日差しの強さがありました。気温が上がったことと名のある選手たちということもあって前半は守備重視、徹底マークとなりました。速攻と遠目からのミドルシュートを覚悟していたのですが思ったよりも回数が少なく、足元でボールが奪えたりパスコースの読みが結構当たっていたので、何とか前半を無失点でしのげば後半食いつけるのではないかと思っていました。ところが２１分に思わぬ形で先制。相手ＧＫが弾いたボールを小手川宏基選手が押し込みました。やはりゴール前には詰めておかないとダメですね。



相手は点を取りに来ることで前掛かりになり、手薄になった前線サイドへのロングパスが効果を発揮しました。後半８分にはラッキーな形で獲得したＰＫを後藤優介選手が決めて追加点。その４分後には伊佐耕平選手からのパスを受けた後藤選手が中央突破し、ＧＫを交わしてゴール。



３６分にシモビッチ選手に個人技で決められて嫌な雰囲気が漂いますが、４０分には相手がロストしたボールをドリブル突破の後藤選手が決めてハットトリックを達成しました。トリニータの公式戦では２０１２年の昇格プレーオフのときの森島康仁選手以来でしょうか。



これで今季の目標勝ち点数４５まで残り２２点となりました。残留にまた一歩近づきました。



名古屋グランパスの八反田康平選手（右）。左は佐藤寿人選手。



<終>