自分をコントロール出来る子どもに育てる為の5つの方法 その2
前回に引き続き、心理学者でペアレンティングの権威、Dr. Michele Borba が、自制心を持つ子どもに育てる為の5つの方法を教えてくれます。今日は、残りの3つ。==================================3。怒りの兆候を見つける「怒り」には小さい兆候があり、その兆候に気付けば「怒り」をコントロールしやすい、ということを子どもに教えてあげて下さい。そして、子どもが怒る時、どんな兆候が見られるか一緒に見つけてあげましょう。(例:声が大きくなる、頰が赤くなる、握りこぶしをつくる、鼓動が早くなる、etc.)そして、子どもがイライラし始めた時、「声が大きくなってきているけれど、怒っているの?」など、それらの兆候が表れていることを子どもに伝えてください。初期の怒りの兆候に気づかせてあげればそれだけ、落ち着くことや感情のコントロールが上手になっていきます。4。セルフ・トークシンプルでポジティブ、かつ確信的な言葉で自分自身に話しかけることは、自制心を養うのに効果的です。「待って。落ち着いて」「コントロール出来るよ」「深呼吸して」など、子どもに教え、後は効果的な言葉を自分で選択してもらいましょう。それらの言葉を壁に貼るのもいいですよね。5。腹式呼吸意外かもしれませんが、正しい呼吸法は怒りを鎮める最も効果的な方法の一つです。子どもに、楽な姿勢で背筋を伸ばして、座ってもらいます。ゆっくり息を吸いながら5秒数え、2秒止めます。そしてまた5秒数えながらゆっくり息を吐きます。これを繰り返すと、体がとてもリラックスした状態になるのです。ゆっくりした呼吸法を何度も何度も繰り返し練習して、怒りを覚えるような状況に使えるようにするのです。"Building Moral Intelligence" by Michele Borba, Ed.D.アメリカ幼稚園研修で英語が喋れるようになる!