お酒好きな、ごくごく平凡なメタボサラリーマンの日記

１年ぶりのフルマラソン。

舞台は１年まえと同じ栃木県佐野市。

昨年は雨のレースだったが、今年は絶好のマラソン日和。

いつものように自宅から行田市駅まで歩いていく。

徒歩で約２０分。

駅が見えた頃、なんとランパンを忘れたことに気付いた。

慌てて、自宅まで引き返した。

歩いて駅まで行くと電車に間に合わない。

仕方がないので自転車で駅まで行くことにした。

電車に遅れるといけないので、飛ばしていったんだが、どうも太ももに違和感。

でも電車には間に合った。





秩父鉄道から東武鉄道へ電車を２回乗り継ぎ、

佐野駅から送迎バスで会場入り。

ゲストランナーの　Ｓ＆Ｂ　瀬古利彦さんの

『足のコショウのないようカレーにゴールしましょう。』

という挨拶のあと、いよいよレーススタート。

前半は本当に気持ちよく走れ、中間地点で去年より８分も速いペース。

残りの２０キロを１キロ６分弱で走っても自己ベスト達成できると思った矢先に

異変は起こった。






両足の太ももの痛み。

最初はペースを落として走っていたが、そのうち痛みで走れなくなってしまった。

立ち止まって屈伸を数回。

痛みがひかない。

ちょっと走っては止まり、走っては止まりを繰り返したが、良くなる兆しがないため、

残念ながら棄権しようと思った。

しかし、救護班がいない・・・。

仕方がないので歩くことにした。

痛みはあるが、歩くことはできた。

歩けるんなら、折角ここまで来たんだから歩いてゴールしようと思い直し、

歩き続けた。



『ガンバレ～』という沿道からの声援、走っているときは非常にうれしいんだが、

歩いている時の声援は辛かった。

頑張りたいが、頑張れない。

沿道に人がいるところは、無理をして走り、足を余計に痛めた。

それから、もうひとつ辛かったのが、寒さ。

天気もいいので、半袖のＴシャツでレースに出たんだが、後半歩きになったため、

汗が冷えて寒いこと、寒いこと。

両腕には『さぶいぼ』が出てた。

『早くゴールして長袖が着たい。』

そのことばかりを考えて、ゴールに向った。





結局４時間１１分でゴール。

３度目のフルマラソンで初めて４時間を切れなかった。

まあ、歩いてるんだから当然ですが。

今日のレース、朝ランパンを忘れて家を出た時点で結果は出ていたということでしょうな。

ハーフならそのまま、それなりのタイムでゴールできたんでしょうが、

フルマラソンはそうはいかん。

全て万端に準備しないと今のわたしには走り切れない距離でした。





今年のレースはこれで終わりですが、今シーズンはフルマラソンがもう１レース残ってる。

２月の東京マラソンは万全の準備で挑みたいものです。