カテゴリ:読書
いよいよ高校野球も開幕。 集英社文庫のナツイチに入っていた早見和真の『ひゃくはち』を読みました。 ひゃくはちって、もちろん煩悩の数ではあるんですが、硬式球の縫い目の数も ひゃくはちなんだそうです。 トリ~ビア~ まさに青春小説という感じです。 高校野球で甲子園に行けるほど野球に勤しみ、野球以外でも勤しむ主人公 青野雅人の 高校時代と8年後の話を行ったり来たりで物語は進むんですが、主人公の充実した 日々の過ごし方を読んどると、何か羨ましい。 私も結婚する前の20代の頃を思い出しました。 あの頃のほうが今より確実にプライベートは充実していた。 この小説の何が好きって、主人公の彼女、相馬佐知子の性格。 こんな彼女がいたら会話も楽しいだろうなと思ってしまいます。 実家が私の住んでる街の隣の鴻巣って設定も何か親近感が湧くし。
この本読んで久しぶりに高校野球も観てみようかなと思ったんですが、 地元の今治西は開幕戦で逆転負けで早くも敗退。 やっぱり高校野球で一番応援したいのは、今の自宅がある広島でもなく、 今住んどる埼玉でもなく、学生時代を過ごした佐賀でもなく、 生まれ育った愛媛なんだよなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.25 22:33:44
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