【奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語】
障害は、人ではなく、社会にある。始めのほうに書かれている、この一文が五感に響いた。ついつい忘れてしまう言葉。ユニーバサルデザインとは、どういうことなのかを考える。合理的配慮ということを、最近、改めて考える時間もあった。合理的配慮を特別な対応とせず、ユニーバサルデザインとして進めること。それが、それ以外の人にとっても意味が大きいということ。フォントを創ることは、以前、別の本で読むことがあった。何を思い続けるかということの大切さ。さっそく、このフォントを使ってみた。なるほどと納得する自分がいる。