【但馬日記 演劇は町を変えたか】
平田オリザさんの著作は、以前から読んでいて、頷けることが多い。自分自身が、自分が住む地域のことに、これまで以上に関わり始め1年半。今更、ハコモノの時代でもなく、地域を考えると、これからは文化の2文字がキーワードだと考えてやってきた。そこの基本思想を、裏付けてもらえた感じがする。地域共生ということを地元の自治体も進めているが、そのためには、広く薄くという視点が必要だと考えているし、一方で、小さな変化を数多く起こすための仕掛けや人的ネットワークの重要性も痛感している。