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カテゴリ:音叉 第2楽章
昨年の11月末にヒ骨及びその他複雑骨折というもの凄い重症を某氏が負ってから一年が経ちました。
仕事の関係上、早期退院を余儀なくされ、職場復帰は僅か1週間で果たさねばならず、ギブスも出来ない手術したてのパンパンに腫れた足を松葉杖で引きずって。 自分の状態はさておき患者さんの怪我をその様な身で治療するおぞましい日々をどうにか乗り越え、半年後の今夏にボルトとプレートを除去。 街医者(正確には医者とは呼ばないが)の責任感と意地で頑張ってきて、ようやく迎えた一年です。 「ようやく」の段階に移行したからか、この最近、某氏はとても疲れ果てていて、見ていて辛くなる時があります。 そうしてあたしは、生まれて初めて目の当たりに見る「己の体と技術を資本とする職業というもののシビアな一面」に、衝撃を受けました。 疲れ果てている某氏から感染して、あたしも密かにめいっていたのですが、絶妙なタイミングでピッチ上の実践に舞い戻ってきたイナを観ることが出来ました。 非常に感慨深い一日でした。 イナに限らず、某氏に限らず、過去のあたしの様な仕事人を含め、己の体を休める日もなく戦っている全ての人が、少しでも安らぎ暖かな週末を過ごされている事を祈ります。 なぁんて、敬虔なお言葉が脳裏に浮かんでくる「らしくない」けらっちです。 (試合の感想はまた今度に後回しにするのであった<後回しと書きましたが、また何時ネットカフェに来れるかわからないので17日付けで本日簡単ですが更新しておきました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 19, 2004 06:44:50 PM
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