1級土木施工管理技術検定試験 (と長い雑談)
本年度「1級土木施工管理技術検定」を受験するご予定の方は、誠文堂新光社平成18年版 1級土木施工管理技術検定試験井上国博著/速水洋志著2,310円をご参考になられては如何でしょうか?お二方の著者のうち、速水氏は、私が(一方的にですが)とても尊敬している技術士の方で、以前10年以上も勤務していた設計会社での上司であり、一時期は社長も勤められた方です。速水さんには本当にお世話になりました。一級土木施工管理・農業土木での専門知識技術力は勿論の事、それを他者に伝える技術もとても優れたお方です。------------------------------------------------------------------以下、私事。つまりは余談です。本資格とは少し離れてしまうですよ。すんませんな。私個人にとって、速水さんの豊富な知識の中でも最も強く影響を受け、そして未だ大きく残っているものに、氏がここ10年近く重きを置いていた事業=地方都市の歴史文化風土に基づいたまちづくり、とりわけ農村環境に密接する協働型地域づくりプロジェクトに関する技術があります。私などは、全然全くちっとも足元にも及んでいないので、影響を受けただけで独り立ちできる能力は皆無に等しいのが残念なのですが(笑)。本当に、速水さんの、「時代に即し、なおかつそこに住んでいる人に本当に有益になる計画・実施設計を実践する為の技術者としてのありかたや能力」を傍で少しでも触れる事が出来た事は、自分にとってのとても大きな財産だと思っています。なんて事を、実はここ数日、しみじみと考えておりました。いや、師に逢いたくて逢いたくて、というのは正直無いですが(ごめんなさい速水さん)、ここ数日、のんびり過ぎる自分が俄かに慌しくなって参りまして、次の自分の展開に向け、あれこれ準備をしていたりしてまして。それで、先程まで数日明けていた家に戻り、WEBなどで自分の過去に関わった幾つかの事業の経過等を調べて居た所なのですが、今自分が迷ったり混乱したり覚悟したり考え込んだり色々している中の間違いなく中心に、やっぱり「歴史文化風土に根付いたまちづくり(農村であれ住宅地域であれ)」プロジェクトへの関心を強く持っているという事実を再認識した訳でござりまする。喰っていけるか、とか、現実問題とか、力不足とか、自信とか。そういうものとのバランスを如何にとるか。適職と転職と興味と実益を伴う意欲と、ちゃらんぽらんとくそ真面目と、そういうあれこれと、あと、自分の現在の年齢から考えるこれからの生き方とか。無い脳みそで考えている(遅すぎ)日々はマダマダ続きそうです。(が、米を買うお金はナントカしなくてはいけないのだよ。おまいさん)