カテゴリ:ボーイズ・ラブ
我が家恒例の食費を節約したご褒美の本です。(毎月、食費の予算が余るとそれを夫婦で山分けして、本を買えるという決まり)
この『院内感染』のコミックと、『ダブル-花より団子-』谷崎泉著の小説、古本で『グッドラック 戦闘妖精・雪風』の単行本が100円で出てたので(美本)買いましたァ♪ 雪風は文庫で持っていたのですが、手放してしまい後悔していたところでした・・。 『院内感染』定広美香著 ジュネ・コミックス 2007年6月15日発行 禁忌を犯す男たち まさに禁忌極まりないっ! 天才外科医・沢村伊織と妻子持ちの内科医・八木朋也は不倫を続けていた。 二人の逢瀬の部屋は、植物状態で眠り続ける少年の病室。 こんな不謹慎な事があっていいのかっ!(ハアハア) でも・・ちょっと気になるシュチュエーション。(気になるんかいっ!) ある日、伊織に教授の娘とのお見合い話が持ち上がり、伊織は朋也に別れを切り出した。 伊織を愛していた朋也は、伊織も同じ気持ちだと思っていた・・。 今まで絶対「愛している」と口にしなかった伊織。 朋也は「愛していると言ってくれ。」とすがるのだった。 その晩、朋也は交通事故を起こし、重体で運ばれてくる。 その日は伊織の誕生日で、朋也は伊織が以前に欲しがっていた朋也自身の白衣をプレゼントするため、持って来る途中の事故だった。 朋也は血だらけの白衣を胸に抱きながら、朦朧とした意識の中、「・・終わりの言葉を言ってくれ・・。」と言った・・。 伊織が手術し、一命は取りとめたものの植物状態になってしまった朋也。 伊織は、いつもの青年の部屋で朋也の白衣を抱きしめながら泣いた。 「朋也、愛してる。ずっと・・愛していた・・。」 伊織は朋也が自殺したのは自分のせいだと自分を責め、大学病院を辞め、孤島の小さな診療所で荒んだ生活を送っていた。 そこに朋也と入れ代わるかのように目覚めた、あの部屋の青年・橘想が訪ねて来た。 想は昏睡状態の間、時々二人の情事の声が聴こえていたと言い、伊織に抱かれてみたかったと言う。 いつしか想は伊織を好きになっていたのだ。 伊織は自暴自棄になって想を受け入れ、想のおかげで笑顔が戻ったのだが・・、伊織の胸の中に朋也が消えることはなかった・・。 それを悟った想は、隠していた朋也の秘密を伊織に明かし、身を引いた。 朋也が想に語り続けた伊織への想いとは・・? 伊織は朋也をとても愛していたのですねぇ~。 「愛している」と言ってあげればよかった・・と後悔する伊織・・。 伊織の幸せを考えた・・想・・。 ちょっと切ないお話です。 しかし、朋也さん・・あなたって意外に・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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