カテゴリ:ボーイズ・ラブ
ここ数日で、亜樹良のりかずさんのコミックを2冊読んだので、以前から読んでいた『侠、華の如し』も書いちゃいましょう。
『侠、華の如し』亜樹良のりかず ショコラノベルズ 2005年9月10日発行 この本は、ジャケットの綺麗さに惹かれ買った本でした。 成瀬組の長男の急死によって、二男の玲司は跡継ぎとして実家に戻された。 玲司には世話役として菊池が付けられ、新しい生活が始まった。 玲司は成瀬組の後継者としての知識を身につけなければならなかった。 菊池の教育は厳しかったが、 『例えこの身を犠牲にしてでも貴方をお守り致します。』と玲司に真摯に仕える菊地であった。 ある日、玲司は何者かに連れ去られて薬を打たれてしまう。 菊池は玲司を助けるが、責任を感じた菊池は玲司の前で指を詰めようとした。 そこで語られた5年前からの玲司への想い・・。 身を引く覚悟だった菊池に『ヤクザだったら女々しい事を言わずに俺を奪ってみせろ!』と玲司は怒鳴りつけた。 こうして、二人は密かに恋人同士となるわけですが、菊池は玲司にメロメロ、振り回されっぱなしです。(笑) 跡継ぎらしくない綺麗で華奢な玲司、まだまだ頼りないが・・時折見せる組長の素質。 玲司さん、いいキャラですよぉ~あなたは、凄い組長になれるでしょう! 菊池もちょっとオヤジが入っていて、実にいい味出しています。(笑) 他のお話は、社長から初めて呼び出されて恋人役を頼まれた社員、二人とも芝居のつもりが本気になってしまったというお話『始まりは恋人役』。 そして、この『侠、華の如し』の番外編、玲司の幼馴染で桐仁会会長の息子・晧之に新たな恋人ができるお話『恋慮に咲かせて』も収録。 亜樹良のりかずさんの任侠ものは面白いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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