ケロサロン

何を今さら、こんな古い本をと、お思いでしょうが・・、先日古本屋で見つけてしまいました。
このコミック知らなかった・・。
最近、やまねあやのさんはお気に入りでよく読んでいますが、これは見ていませんでした。


『異国色恋浪漫譚』やまねあやの
　ドラコミックス　２００３年５月２日発行

いきなり言います。
『ふんどし』プレイは初めてです。
うう・・『ふんどし』姿を犯されるって・・色香があるもんなんですねぇ・・。（しみじみ）
ここで注意していただきたいのは、『ふんどし』姿で犯すじゃないですからね。
『ふんどし』姿なのは、「受け」ですから・・。（笑）

近江組三代目若頭・近江鸞丸（らんまる）は、かおると政略結婚をさせられる。
挙式は地中海の船上で行われた。
今晩は初夜なのだが・・、お互いに乗り気のない結婚をさせられた二人は喧嘩をしてしまう。
鸞丸は部屋を追い出されて、一人飲んでいたところに、この船の船長・アルと出会った。

鸞丸は時代錯誤のやくざで、いつも着流し姿です。
ここイタリアでも着流し姿に草履といった徹底ぶり。
言葉づかいは悪いが、和装で礼儀を重んじる、美しい鸞丸にアルは一目ぼれ
アルは、酔った鸞丸の『初夜』をいただいてしまったのでした・・。
下船して、もうさよならと思っていたのだが・・、イタリアでの旅行中、鸞丸に襲いかかる数々のアクシデントを助けてくれるアル・・。
鸞丸もアルに惚れてしまう。
奥さんがいながら・・アルと結ばれた二人・・、この先どうなっちゃうんでしょうかね？

かおるを取られて鸞丸を恨んでる、幼馴染の権藤組の権藤龍司。
龍司の心は複雑で、かおるを取られて悔しい気持ちと、なぜか鸞丸を意識してしまう気持ちが混在しています。（お気の毒）

サイドストーリーには笑えました。
１２歳の鸞丸です。（かわいいっ！）
お友達を殴って、訳も言わない鸞丸を姐さん（おかあさん）は叩いて叱ります。
それを見ていた組の板前・銀次は鸞丸を慰めます。
鸞丸は男同士の問題で絶対他人には言いたくないと、こっそり銀次にだけ教える。

権藤のせがれに、かおるの風呂をのぞきに行こうと誘われ、いやいや付いて行った鸞丸は権藤のせがれに「大人になる遊びを教えてやる。」といきなりアソコを触られて、殴ったと言う。

それを聞いて銀次は怒る！（ピキ）
「若さん、権藤っ家の小せがれと遊ぶのは、もうおやめなせぇ！」
戦争だ！！と息巻く銀次に笑えた。

鸞丸は、『権藤じゃなく銀次が教えてよ。』と銀次を困らせるのでした。
鸞丸って小さい頃から、天然なんだね。