カテゴリ:ボーイズ・ラブ
古本屋に勤めていた時は、毎月『ダ・ヴィンチ』を見ていました。
今回、「ボーイズラブ大特集」があるというので久々に買ってみました。 『タクミくん』シリーズが2008年に映画化されるらしい。 ギイと託生くんのような高校生は現実にはいないと思うから、これが誰のキャストであってもイメージが違いすぎる気がしてなりません。 そして今、海外でBLマンガが大人気らしい。 台湾・韓国はもちろんのこと、アメリカや特にドイツで大人気だということです。 やはり、BLは民族を超えるのだ! 10月30日に初のボーイズラブ情報誌『CLa CLa(クラクラ)』が出るらしい。 3ヶ月にに一回の発行で、3ヶ月間に発売された全BLコミックスとBLノベルズをカタログにして一挙掲載、書籍以外のBL関連情報も完全網羅、読みきりコミックや連載小説などもあるそうです。 まずは、どんなものか一冊買ってみようかと思っています。 『大槻ケンヂ×土屋礼央のBL対談』なるものもありました。 しかし、注意書きとして「×」はBL用語の「×(かける)」ではありませんと書かれていたところがBLらしく笑えました。 そんなの分ってるって! このお二人はバンドのライブ中に誰かと誰かが近づいただけで「キャー!」と言われる現象をただ女の人たちが【メンバーの男同士が仲が良いのがうれしい】と思ってるみたいですが・・それは微妙に違うなぁ・・。 BL用語の基本知識っていうのがあるのですが、中には知らない用語もありました。 その中の『貴腐人【きふじん】腐女子からランクアップした人のこと。または、年齢的にも"女子"と言い張るのがつらくなってきた腐女子たちの自称』は全然知らず衝撃を受けました。 後者の年齢的にも"女子"と言い張るのがつらくなってきた腐女子・・というのは・・ ケロのことですかぁ~! 自分に合う作家がひとめで分かる『BL作家マッピング』といのもありました。 これで見るとやはり私の好きな作家さんというのは、かたまっていますね。(笑) 私はどうやら、Love&Eros⇔Bitter&Hardという範囲の作家さんに好みが集中しています。 やまねあやの・こだか和麻・新田祐克・英田サキ・石原理・志水ゆき・愁堂れなさん等々。 しかし、これに載っていない有名な作家さんも多いのが気になりました・・。 読んでいて思ったのですが・・、私はなぜこうもBLに惹かれるのでしょう? あまり真剣に考えたこともないので・・。 始まりはJUNE作品が角川スニーカーから出ていた(途中でルビー文庫に変わりましたが)頃でした。 その頃はまだ出版社も今みたいに多くない時代。 私は真剣に「いつか全部読んでやる!」と思っていましたからね・・。 でもすごい勢いで創刊されてゆき、今ではそんなバカなことは考えなくなりました。(笑) 『男と男の恋愛』って・・男と女のそれと違って、まず性別の障害を越えなくてはならないわけですよ。 まずは人間として、同じ男として相手を認める(男が男気に惚れる)ことが前提です。 そこの部分があるからこそ、私はある意味"純愛"という感じがするのです。 これは男女間の恋愛より遙かに純愛だという気がします。 男同士の関係が素敵だと思うことは・・ただ体だけの関係じゃなくて、時には友情、時にはライバル同士としてお互いを高められる存在であるということ・・全てにおいて人生の"同志"となりえる存在です。 私は、男の人と恋愛もして結婚もしていますから、一応・・ノーマルな恋愛思考は持っているつもりですが・・。(笑) ただ、BLのそういう関係が羨ましくもあり、理想だと思っています。 実際あり得ない関係だとは理解していますが・・これは一種のファンタジーとして楽しんでいますから。 しかし、BLも色々あって・・男女間の恋愛の女性を、そのまま男と置き換えただけのような本もありますが・・、私はそういうのは嫌いです。 そこには、しっかりと「男が男気に惚れる」という前提がないといけません。 だからなのかなぁ・・多岐にわたるジャンルのあるBLですが、特にヤクザ系だとかエリートリーマン系が大好きなのは? とにかく言葉で説明できない魅力(萌え)がたくさんあるBL、奥が深いですっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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