カテゴリ:BL外コミック
BLじゃない作品の新田さんなんて、イメージできませんでした。
それで買おうか否か・・悩んだ末、思い切って買ってみました。 オトダマー音霊ー(1) 新田祐克がイロコイを封じて挑む、美しきオトコたちの本格ホラーミステリー、開幕!! 私、ホラーが苦手なんですけど・・『美しきオトコたち』っていうところに過剰反応してしまいまして読む気になりました。(笑) BLじゃない新田さんなんて・・と、正直思っていましたが、気がつけば・・微妙に感じるBL臭さと本格仕立てのミステリーに夢中になっていました。 いつもハードなBLを描く新田さんが、こんな風にも描けるのかと新たな発見があり、本当に面白いと思いましたよ。 ホラーミステリーといっても、全然恐くありません。 一応、ミステリーなので・・さすがにネタバレはマズイので止めておきます。(笑) 裏書で紹介されている程度のあらすじを・・。 かつて科警研法科四部にいた音無要(おとなしかなめ)は、「警察庁の耳」と謳われたほどの音響捜査のスペシャリストだった。 特捜本部長の永妻警視正の双子の弟・永妻恭秀(ながつまやすひで)元刑事とのコンビは最強で難解な事件を次々と早期解決に導いた。 しかし、3年前のある事件がもとで二人は警察を辞める。 要の耳は、普通の人には聴こえないレベルの音まで聞き取ってしまう。 それは・・死者の声も。 いつでも庶民の味方のヒデ(永妻恭秀)は、ビンボー探偵で要の居候となっている。 要の身の回りで次々と起こる怪奇事件・・私の想像した犯人がことごとく覆され、新田さんにしてやられた感があります。(笑) この展開に凄く惹きつけられました。 あまりに面白かったので、主人にも貸したのですが・・、面白かったみたいですよ。 一般の人がどういう感想を持つか凄く興味がありました。(笑) BLティストがあるかどうかという私の質問に主人は「普通の友達同士の男の会話なら、そんなん言わんやろ・・?という意味深な言葉が多すぎる。」と言いました。 やはりこれは・・完全にBLテイストだということです。 しかし、そんなのを抜きにしても、この本はホラーミステリーとして単純に面白かったようで、次もまた読ませてくれと主人に言われました。(笑) 最後に3年前の事件『雨音の招待状』の予告が書き下ろしで載っていました。 予告ですよぉ~、中途半端に終わっているので先が気になって気になって仕方がありません! 殺生ですぜ!新田さん! 応募者全員サービスのドラマCDの応募券もあって、ラッキーと思いきや・・・これには本誌ウィングス11月号の申し込みカードが必要だということ・・。 本誌を買ってたら、この本買ってないってぇ~! 最近、こういう応募のパターンが多いね。 お互いを認め合っている要とヒデ、ヒデの双子の兄の永妻管理官も素敵ですぅ そして要に異常に固執する謎の男・・古玉招映とは・・? もう、本当に面白いです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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