カテゴリ:ボーイズ・ラブ
軍服と野獣・・なんという取り合わせでしょう!
ちょっと興味をひかれました。 山岸ほくとさん、この方のコミックは初めてです。 『Wild Rose ワイルドローズ』山岸ほくと バーズコミックス リンクスコレクション 2007年8月24日発行 人と獣の姿を持つ『獣人』、彼らは人の感情に呼応して自我を手放してしまう危険な生き物。 彼らを従わせることができるのは、身体にある痣を持つ人間『斑族』だけ・・。 獣人は二つの名前を持ち、主と認めた者にだけ真の名前を捧げ、絶対の忠誠を誓う。 獣人は主がいないと心の均衡が保てず狂ってしまう。 獣人であるキリは、ある山奥の村でおばあちゃんと弟とひっそり暮らしていた。 獣人が穏やかに過ごせるのは、主を見つけるか、人と離れて暮らすかしかない・・キリは他の生き方を見つけに村を出た・・。 街に出たキリは人の感情に影響されて狂暴になっていた・・自分で自分が抑えきれなく意識が途切れる間際、奇跡的に斑族のミカエルに助けられる。 ミカエルはキリを真の名前で呼んだ・・『風切り』と、そしてミカエルはキリの主となり、キリは使用人として暮らすようになった。 ミカエルの母親は、感情の揺らぎがあると身体に痣が出るミカエルを喜怒哀楽を抑え、感情の出ない子供に育てた。 結果、ミカエルには『愛』がわからない・・家族の愛情たっぷりに育ったキリはそれをミカエルと、ミカエルの息子・カミル(血はつながっていない)に注いだ。 そんなある日、主のいない獣人が街で暴れ、カミルをさらって行った。 それを追うキリ・・キリは獣の姿で命がけで立ち向かったが・・? 萌えどころは、ミカエルの凛々しいい軍服姿(笑)と、同じ野性の血を感じるのか?カミルの飼っている犬のトランキロが異様にキリに懐く姿が可愛いやら面白いやら ミカエルはキリを愛しているのに、それを表わす術も知らず、その感情が愛だとも気付かない。 自分を必要としてくれる気持ちを感じ、より強く優しくなって、ミカエルとカミルを癒すキリは美しい・・。 いつまでも、いつまでも・・みんなが一緒で暮らせますように・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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