カテゴリ:ボーイズ・ラブ
歌舞伎の世界のBLコミックです。
読み始めは登場人物が入り乱れて、内容が掴めず「何だコレ?」と思いましたが・・最後まで読んでやっと理解できました。(笑) 理解できたら、もう一度最初から読みたくなって、二度目をじっくり読んだら面白い作品でした。 『シグナルレッドベイビー』北上れん ビーボーイコミックス 2008年4月10日発行 そういえば・・この作家さん、前作の『ホネヌキにされたい』も面白かったなぁ。 笙吾(しょうご)は若手の女形、6つ年上の和美とは幼馴染で、和美はずっと笙吾の側にいて見守ってきた。 笙吾の父は人気の女形で、笙吾が物心がついた頃から稽古をつけてもらっていたが・・、父親が笙吾と向き合うのは稽古の時のみで、普段では言葉を交わすどころか一緒に家に居ることもない親子だった。 笙吾は父親に見ていてもらいたいばかりに一生懸命歌舞伎を続けてきた。 ある日、笙吾は足を怪我して仕事に穴をあけてしまう。 父親にも和美にも見捨てられてしまう・・と、あせる笙吾に更なる衝撃がっ!! 笙吾は父親の本当の子ではなかったのである・・・。 笙吾は、和美が出生の秘密を知ってて黙っていたことにショックを受ける。 父親(生臣)と実の父親(叔父・将宏)に振り回され傷つく笙吾・・和美は笙吾の二親の前で「笙吾は俺がもらいます」と宣言する! 実の父親・将宏と、笙吾と仲のよい芝居仲間の宗近は恋人同士。 宗近は笙吾を見るにつけ、将宏の遺伝子を笙吾が受け継いでいるという事実を信じられない。(笑) 父親・生臣との関係も修復され、ふっ切れた生臣の息子への溺愛っぷりが、また笑えます。 そんな『シグナルレッドベイビー』のその後を描いた『ある日のみなさん』がとっても面白い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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