カテゴリ:ボーイズ・ラブ
カタカナで『ヒショケン!』、これは・・どういう漢字に当てはめたらいいのですかね?
そこが気になって、ちょっと読んでみようと思いました。 『ヒショケン!』角田緑 ダリアコミックス 2009年5月20日発行 秘書室の斎藤庸は、社長直々に頼まれ、新任の取締役・鍋島久嗣の個人付き秘書を任される。 社長によると・・鍋島は社長の甥で、今まで会社勤めをしたことがなく、この度海外から帰国して来るという。 空港に迎えに行った斎藤は、鍋島を見てびっくりする! なんと鍋島は、ラフな出で立ちで、無精ひげの生えた小汚い常識外れの男だったのだっ!? スーツを着ない、遅刻はしてくる、連絡はつかない、携帯を忘れる・・この、社会人としての常識など持ち合わせていない男に斎藤は戸惑い、苦労する。 斎藤は真面目な有能な秘書なので、そんな鍋島を更生させようと必死で仕事をするが・・、鍋島に振り回された揚句「普通の秘書っぽくない」と言われショックを受ける。 俺は秘書として失格ってことか!? 鍋島の言葉をそんな意味にとった斎藤は、今まで以上に秘書業務に励む。 ある日、酔った斎藤は自分の気持ちを全て鍋島にぶつけてしまい・・、斎藤を少し理解した鍋島は彼に好意を抱くようになる。 斎藤への恋に悩む鍋島に、友達がかけた「庸のことを秘書だと思ってないくせに・・」という言葉・・。 それを偶然聞いてしまった斎藤は、仕事を認めてもらえなかったと思い・・もう秘書だとも思われていないと勘違いしてしまう! 鍋島に必要とされたい 秘書として 恋人として あらゆるパートナーとして・・ 斎藤は自分の本当の気持ちに気づいてしまい、悩んだ挙句に最後の仕事に臨んだ・・・!? 想像はついていましたが、このダメダメな取締役は実は凄い人物だったのです。(笑) ・・・ということで、この「ヒショケン」の意味は、あとがきから「秘書検(定)」の意味と「秘書兼(務)」との意味もあることを知り、一説「秘書犬」とも・・。 う~む、秘書としての仕事に一生懸命な斎藤は、忠犬とも言えなくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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