ケロサロン

最近、「もう、これ最高！」っていうコミックに当たりません。
文句なしに面白いというのではなく、意外と面白かったコミックです。


『カクゴをきめて』三池ろむこ 原作：渡海奈穂
　ディアプラスコミックス　２０１０年４月１５日発行

〈あらすじより〉
可愛い恋に憧れているヤ○ザの息子・鉄は、好みのタイプの男前・瀬能に出会う。しかし、瀬能は詐欺師まがいの行為で生計を立てていて、鉄を騙し、裏ビ○オを撮ろうとしていた！！
鉄はそんな瀬能を返り討ちにするが……！？

最強コンビがおくる、手加減無用の仁侠ラブ☆
鉄の幼なじみ・友紀×数学教師・佐原篇も収録

本当は絵が好みじゃなく、あまり期待はしていなかったんだけど・・（じゃ、なんで買ったんだ？）、鉄やお目付け役の友紀のキャラが良かった。
鉄は、ヤ○ザの組長の一人息子で、一見可愛くて守ってあげたくなるような少年なんだけど・・、そこはやはり跡取り息子だけあって腕っ節が強く、肝がすわっていて、ある意味恐いキャラです。
そんな鉄のお目付け役は、一つ年上の友紀。
将来経済を学んで鉄を支えようと、学年首席の優等生でありながら、鉄を常に見守る友紀は眼光鋭く、大人顔負けの落ち着きっぷりを見せている。
鉄は、どうしようもない詐欺師・瀬能に入れ込んでしまい・・鉄を好きな友紀は面白くない・・。
そんな時、自分を目の敵にする教師・佐原に仕返しするつもりで迫った友紀は、佐原の意外な反応に驚く。
佐原の過去・・佐原と友紀は、意外な関係があったのです。

ああ、忘れていた・・このお話の最強の伏兵（キャラ）は、ズバリ友紀の父親・ヤスでしょう！