ケロサロン

私の大好きなコミック『是』の９巻が出ました。
８巻の最後の、いきなりな阿沙利との別れ！・・彰伊阿沙利ファンの私といたしましては、ず～っと、ず～っと、気になっていました！


『是―９巻―』志水ゆき
　ディアプラスコミックス　２０１０年５月１５日発行

言霊師の本家に生まれ、家業を継ぐことしか選択の余地がなかった彰伊。
おじいさんの紙様だった阿沙利がつくことになったが、彰伊は自由になれず全てに失望していた・・。

「言霊による傷、及び災厄は総て阿沙利にふりかかる」と、この一言さえ唱えれば、傷は自動的に阿沙利に移行するのに・・・彰伊は、この言葉を唱えることはなかった。
命の危険が及ぶほどの傷を受けながら、一人耐える彰伊を見かねた阿沙利は身体を繋げ、彰伊を助けた。

『私はお前の紙様や、来るよ、ちゃあんと、お前が呼べば・・いつだって』
この日から、彰伊と阿沙利の絆は特別なものになり、それはいつしか愛となった。

あれから７年・・彰伊が阿沙利にかけた言霊『この糸は阿沙利を縛る、滅びが来るまで外れない！』により、阿沙利の小指に結ばれた赤い糸は緩んでいた。
おじいさんの紙様だった阿沙利の寿命は、すぐそこまで来ていたのだ・・。

『愛してる・・』、“二世の契を誓う”という言霊を入れたリングを阿沙利につけ、愛を誓った彰伊・・。
「俺もや・・」初めて愛の言葉を返した阿沙利だったが・・、その晩に阿沙利は逝ってしまった。

９巻では、今までの彰伊と阿沙利のお話を回想しながら、彰伊は阿沙利の再生に全力を尽くす。
一度白紙に戻った紙様は、再生しようとも記憶が残ることはない・・。
しかし、彰伊は阿沙利との誓いをはたすべく、奇跡を起こそうとする！

涙、涙です・・。
ああ・・阿沙利～～っ！！！！

彰伊阿沙利のドラマＣＤも出るみたいですねぇ・・聴いてみたい・・。