ケロサロン

午前中は、気になっていた求人があったので紹介してもらおうとハローワークへ、午後からは、ケアマネさんと新しくできた小規模多機能ホームに見学に行く予定をしていました。
さあ、そろそろハローワークに行こうと立ちあがった時に、母から電話がかかってきました。

「もう、おとうさんの面倒を看きれない・・死にたい。」

はぁあああっ！？

何があったん？
聞けば、父が全然寝てくれないので、自分も寝れないと言う。
昼夜が逆転してしまってるようなのですが、寝ている間に母も寝ればいいのにと思うのに・・片づけなどが気になって眠れないと言う・・・。
片づけなんて気にしないでいいやん！と言うのですが・・、性格なのでしょうね？言うことを聞きません。
父が母に甘えて、何でもしてもらうので、残った機能もどんどん低下していって、今では車イス生活となりました。（手もあまり動かないし・・）
確かに母一人の介護では大変なのですが・・、私たちも生活がかかっているので働かなくてはならず、主人の母の面倒もあって全面的に支援するのは無理なのです。
何より、父が母を離さず、母も結局、父と離れられないので、他の人が看れません。

お風呂はさすがに私たちが手伝っても入れられないので、デイ・サービスに週に２回通って入れてもらっています。

今日の就職活動を諦め、担当のケアマネさんに連絡を取り、来てもらって相談に乗っていただくことにしました。

今のところ、施設が２００人、３００人待ちの状態で無理なので、今の事業所を変えて、デイ・サービス、ショート・ステイ、ヘルパーなどのサービスが受けられる事業所に移り、できる限りのお泊りをお願いした方がいいのではないか？という事になりました。
そこで私とケアマネさんは、当初の予定だった事業所に行き、見学させていただいて、お願いして来ました。
施設に入れないので、ガッカリする母にショート・ステイの説明をして、ようやく家に戻り、夕食の支度をして、やっと食べ始めたところ・・・また母からの電話。

「どうしようか・・・？　おとうさんが『行きたくないけど、お前が大変なら行く・・。』と言ってわんわん泣いている・・。おとうさん、可哀想だし・・。私、死にたいわ・・。」と言うのです。
もう、それにはちょっとカチンと来ました！
簡単に死ぬ、死ぬ、言わないのっ！
今日、それで一日走り回って、やっと解決策を見つけ、それで様子を看ていこうという話になっていたはずです。
また、振り出しですっ！

そりゃ可哀想は、可哀想ですよ。
でも、母が無理・・施設に入れてくれ！と自分で言い出した事ですよ？
可哀想だから、やめようか？
母が自分で大丈夫だと思ったら、断ったらいい。
でも、多分・・大丈夫なわけないじゃないですか？
だからぁ、今の事業所に移って、いつでもお泊りのサービスを受けられるようにしておいた上で、母が大丈夫だと思うなら・・今まで通りデイケアだけでいいし・・ここなら、週に２回と言わずに、希望すれば毎日でもデイサービスは受けられるし、融通もきいてくれる。
自分の体調しだいで、どうにでもできるから・・。
何度説明しても「どうしようか・・？」だし、「お前に相談しても仕方がないよな？」と言い出すし・・。
だからぁ、母しだいだって言ってるし・・、一番最良な方法を考えてあげてるし・・、そしてそれが決定ではないので・・・ああ、もう！
『とにかく明日、新しいところのケアマネさんが話を聞いて、いいように予定を立てに来てくれるので、その時また相談しよう！』と、電話を切りました。

明日は、ハローワークに行く暇あるのかなぁ・・・？
いくら私でも、ちょっとこう続けざまに色々あると、負けそうです。