カテゴリ:ケロ日記
昨年は大震災があり、被災者の皆さんには大変な一年でしたね。
それを思うと、我が家の大変さなどは小さなものではありますが・・・昨年は本当に色々あった年でした。 会社の経営不振から失業、父の衰弱、母のうつ病、自殺未遂。 新しい職場で、色々な事を抱えての毎日は、本当に大変でした。 それだけでも大変なのに裁判員、次女の婚約、私の入院と、最後の最後まで普段滅多に経験しない事ばかり起こるという一年でした。 裁判員は候補者に選ばれている事や、裁判中に公表するのはダメらしいのですが、終わった後なら審議の内容以外は体験を語っても構わないようです。 裁判後にインタビューを受けている方がいらっしゃるのは、そういう事だからなのですね。 人の人生を左右する、刑を決めるという責任の重さを感じ、私の一生でこれほどに考えた事はないというくらい考えに考え、悩みました。 裁判を通して感じた事は、今の社会が抱える問題点が浮彫りになって、それは決して無関係でなく、私たち一人一人に、何時降りかかってもおかしくない事件性を孕んでいるという事です。 それを別世界の事と思ってはいけない。 私自身、色んな意味で裁判を身近に感じましたし、終わった今ではとても良い経験をさせていただいたと思っています。 良い事も、悪い事もみんな良い経験となって、これからの私を支えてくれそうな気がします。 そう思うと昨年は大変な一年だった・・・と嘆くような年ではなく、良い試練の年だったと思えます。 母は元気に前向きになってくれて、父も施設に入ることができました。 まあ、まだまだ細かい問題はいっぱい残っていますが、今年も今の私にできる限りの事はやって、頑張って行きたいと思っています。 昨年を何とか乗り越えて来れたのは、ブログを通して誰かが見ていてくれているのだという安心感と、温かいコメントに励まされました。 ありがとうございました! 今年もよろしくお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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