アマニタ・パンセリナ

中島らも氏による、ドラッグオンパレードの本。

読むきっかけになったのが、先日読んだ『マリモ』
　　

『マリモ』の中に、元彼が咳止めシロップを大量に飲んでいるシーンがある。

　　　咳止めシロップ（今のは入ってない）にトリップするような成分が入っているようで
　　　飲み続けていると、だんだん依存してしまうようになるということ

そんなことを全く知らず、品行方正に育ったわたくしはこの年になって
「へぇ」と思ってググっていたら、らも氏の『アマニナ・パンセリナ』に行き着いた。

らも氏はご存知の通りもう、他界されておりますが
わたくしの知っているのは大麻で逮捕されたこととか、作家だったことくらい。

この著書の中には、一応合法ドラッグをはじめたきっかけ。
それから、非合法なドラッグのことなど書いてあります。

だからと言ってそれを勧めるような本では全くないですよ！

兎に角、らも氏はこどもがぐるぐるまわって自失する感覚を
ずっと欲しかった奴が大人になってもドラッグにはまるということを
書いております。

わたくしは、子供の頃からあの目の回る感覚はキモチワルイし
ジェットコースターもキライですから、きっとはまらずに済んでいるんでしょう

なんか興味あるな～という人は一回読んで疑似体験されてみるのもいいかもです。

兎に角、ドラッグは人の作ったもの、爆弾と同じです。

使い方によって、とんでもないことになりますから
良く判断して、そして今の時代ナチュラルということがカッコいいという
ことを肝に銘じましょう～！