テーマ:最近観た映画。(39929)
カテゴリ:BOOK
朝の回を観ようと劇場に行くと、かなりの人が・・・
平日なのにいるもんですね~~ ってことで、夜の回に 逆に夜の回はレディスデーなのに空いてました。 作品は、すでにご存知の方も多いと思いますが山崎豊子さんの超大作です。 モデルは某ナショナル・フラッグ・キャリアのサラリーマンのお話です。 わたくし個人としては、企業の待遇改善のために戦ったという労働組合のお話よりも 御巣鷹での事故の後のお話の方がほんと胸に詰まりました。 当時は飛行機に乗ることなんかほとんどなく(今も滅多にありませんけど) 大変なことが起きたもんだ~くらいでしたが、 今、大人になって改めてあの事故を思うと・・・ 被害に合われた方たちの棺の置いてある体育館シーンがあるのですが 映画なので、多分棺の中はなにも入ってないはずなのに、 画面からは、悲痛な色や、空気感がビシビシくるんです。 映画を見た数日後に、テレビで渡辺謙さんのインタビュー番組を見る機会が あったのですが、あのシーンだけで3日間かかっているそうで 遺族役の宇津井健さんに食事を誘われたのだが、立場上そういう関係の役でもないので、 お断りさせていただき、撮影期間をほぼ眠ることができないくらいすごく重い撮影現場だったと、仰ってました。 (宇津井さんもそうだったと) ↑のことが本当に画面から伝わってくるんです。 もうこれは演技とかではなかったって感じでした。 今ちょうどモデルとなっている、航空会社の問題が大きくニュースで出ていたりと 映画の時代から、組合と組合の対立があったりと(今は5個あるらしいです) 企業年金問題とか、映画をみるとより現状に興味がわくので 対策の映画化というだけではなく御巣鷹の事故を知らない世代の方にも見ていただきたい作品です。 ・沈まぬ太陽オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[BOOK] カテゴリの最新記事
|
|