まさかつさんと、スパさんに先に進んでもらった後
これから、どうなるんだろうか？とマーシャルに確認。

最後の自転車の後に、回収のバスが来るというが、
それがあと２時間も待たないと来ないらしい･･･
スタート地点まではここから35km（近道があると思うけど）
自転車を担いだまま、歩くか？それとも、ここで2時間待つのか？
（かなりの炎天下です）

う～～ん、悩むところ。

と、
そこへ道路の反対側にもＤＮＦらしき人が･･･
そこまで自転車を担いでいってみる
※本当は違反行為だけど、前輪があえばそれで後を走ってもらおうかと･･･
　結局、若干の幅が合わず（わたくしのがネジがお馬鹿になってる為）

その方（Ｓ木さん）は、ボトルを落としたことに気を取られ、
何かに乗り上げ、前後輪両方パンクしてしまったとのこと･･･

タイヤはチューブラーを１本しか持ってなく、前後パンクするなんて
想定外だったご様子です。

このＳ木さんが、わたくしの大分前にここで立ち往生していたようで
地元常滑の市役所の方（大会の運営サイドではありません）が回収用の
軽トラックを用意してくれていたのです。
（本来はＳ木さんの為に、わたくしもついでに自転車を乗せてもらった）

さて、この軽トラックですが、定員は２名です。

そこで、この若い市役所の方、軽のワンボックスも呼んでくれました。
なんと！！常滑市役所の方、ありがとうございます。

うなだれた二人は、若干常滑焼のことなんかも市役所の方に伺いながら
※常滑焼
　招き猫の生産シェアー、日本一！
　街の目立つところに巨大招き猫あり
（写真は残念ながらないのですが･･･↑リンクしてます）
スタート地点まで、送り届けてもらうのでした。
（本当に助かりました！常滑の市役所の皆さん、常滑市民の皆さんありがとう）

さて、ここで説明させていただきますが、
最終のランFINISH地点は、常滑の中部国際空港（セントレア空港）です。
この最終地点までは、歩いては入れません。
交通手段としては、電車（３０分に１本）で行くか、車で有料道路を通るかしかないのです。

わたくしは、ランFINISH地点で受け取る荷物の中に、
携帯電話、小銭を入れてしまっているので
スタート地点に戻ったけれども、トランジットに置いた
使い捨てカメラと、若干の水、補給食しか持ち合わせておりません。

そこでまたどうしようかと、思っているとＳ木さんが、
同じチームの仲間がいるので、自分もゴールに車で渡るのでご一緒にどうぞ！と
すばらしいお言葉をかけてくれるではないですか？（本当にありがとうございます）
そこでお言葉に甘え、13時にはほぼ選手がトランジットに戻るので
13時の待ち合わせをして、暫しわたくしは、バイクのFINISH地点で見学。


しかし、ながら
リタイアなんていうのは、わたくしたちだけではないはずです。
なので、正規なゴール地点での荷物の受け渡し方法があるはずと
本部に行って聞いてみました～！

け＝けろり～な/本＝本部

け「リタイアしてしまったんですが、
　　最初に預けた荷物はどこで受け取ったらいいんですか？」

本「最終のゴール地点で受け取りです」

け「最終のゴール地点まではどうやったらいけますか？」

本「電車か、車になります」

け「預けた荷物に、お金が入っていて今お金がないんですけど･･･」

本「････････････････････････････」


おい肝心なとこが、決まってねぇじゃんかよ～～～！
（ココロの声


わたくし、渡る手段を持っておりましたので、
冷静に「また、13時に来ます」と伝えたまま、その場を後にしましたが･･･


（長くなってしまったので、その４へ）