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カテゴリ:CINEMA
砂田麻美初監督作品にして、自身の父の最期を生き方をつづった
ドキュメンタリー作品。 ※癌患者が家族にいた者として書いてます。 現在、近親者に患者がいる方または患者さんは、気分を害される発言があるかもしれません このお父さん知昭さんはとてもユーモアがある、段取り命の方。 健康診断で癌が見つかり、すでにステージ4 (うちの場合はそういう数字教えてくれなかったけど 同じようなもんだったみたい) すでに転移が始まり、後はどうあがいても、癌と共存というより いつ癌が勝ってしまうかという状態であります。 その中でも、あがくことなく 自分の死後も家族が困ることないように段取り。 ・自分の葬儀を迎える式場探し ・改宗し洗礼を受ける ・海外赴任の息子や孫とも会い ・家族旅行もして なんとも、物語の主役にふさわしいキャラクターぷりなのです。 しかしながらドキュメント。 知昭さんは、だんだん癌に侵されて行き、痩せていく様は 亡き王様を思い出してしまいます・・・ この作品は この砂田家のご家族が比較的裕福なご家庭だから成し得た作品だと思います。 世の中には同じようなお話がたくさんあると思います。 監督の小さい頃の動画(8ミリ?)など、わが城にはありません。 ※知昭さんと、王様は同世代。 知昭さん自身の結婚式の8ミリなどもあるのですから(昭和43年) あの頃、カメラだけでも高価な時代ですので・・・ 映画の感想としては ★★☆☆☆かな~ ナレーションにお金をかけて男性だったらよかったかも (ナレーションも監督です) わたくしは、がんというのは、怖い物ではないと思ってます。 人間はみんな死ぬわけです。 がん患者は、相当な痛みに耐えながらということで(人によって違いはあるようですが) 患者自身は大変ですが、家族との最期の時期を親密に過ごすことができます。 朝、「行ってきます」と元気に出かけたのに、事故などでということよりは 家族全員の心の準備もできます。 わたくし自身がなったわけではないので、現在患者さん自身のお気持ちは わかりませんが、家族で囲んで最期を送ることができたのは本当に幸せだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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