けろろのずぼらライフ

久々のチャイナ電視台レポです。

例のダンボール肉まん（もう古いけど･･･）
あの報道を聞いても上村教授は全然驚かなかったんだって。
ハワイが日本の領土だって報道されても、驚かないだとーー

薬やディズニーなどのニセモノがあるのに、ニュースは本物だと思ってはイケないとのこと。

これを「要　中国力」というのだそうです。意味は分からんけど･･･

さっすが中国に３０年以上関わっているだけのことはあると思ったワ。

中国には、　『雑誌・新聞記者　虚偽報道ベスト１０』というのがあって、
ちなみに『去年のベスト１０』の中から紹介すると、

★赤チン注入スイカ！･･･・記者が市場でスイカを食べたら不味かったので、捏造。

★３０００年前のミイラが、発掘された後、妊娠！ナント父親は発掘した大学の管理人！･･･これはアメリカのジョーク記事の引用をして捏造。

★アメリカが日本にハワイを売却！ブッシュが国費捻出の為ハワイを売った模様！･･･これもアメリカの政治ジョーク引用捏造。→ハワイ島の人激怒。

★ごみ捨て場に子供の遺体！５歳～８歳の子供の腕二本と解体された肉片とコショウとしょうが見つかる。既に煮て食べられたか！･･･これは針灸とかの研究室の人体標本が捨てられてた物。

なんで、こんなデタラメが報道されるのかと言うと、
市場経済化で情報が膨大になり、今までの当局の事前検閲制が事後検閲になったことと、
独立採算制になったマスコミが、生き残りをかけた部数や視聴率を取る為に突っ走っているとのこと。

中国は今、ヤミ･ニセ･キケン　隠し撮りルポ番組と言うのが人気で高視聴率なんだそう。
当局も、北京オリンピック間近でそれらの取り締まりキャンペーン中なので容認しているんだって。

で、最後に上村教授が中国メディアに一言。
「都合の悪い事も含めて、天安門事件やチベットの事など、本当に大事なことを報道してみなさい。ジャーナリストのモラルが試されている」と･･･

やっぱり、チャイナ電視台は、面白い。
上村教授は、中国の謎･不思議を冷静に愛情をもって説いてくれるのダ。