1999年6月1日0時18分
あれからもう丸12年が経つんだね。
あなたは、昼寝もイヤイヤ。
夜も寝たくない。
なんでも、自分で自分で。
お外に行けば、あそぼあそぼ!
だから、
お昼はいつも、棒おにぎり(にぎりやすいから)。
夕方までめいいっぱい遊ぶと、
急に機嫌が悪くなって、
大泣きの毎日。
そうだよね、眠いし、お腹すいてるし。
でも、そうするしかなかったよ。
あなたは、いっぱいいっぱいあそぶ。
いっぱいいっぱい良く食べる。
ママも、いっぱいいっぱいだったこともあるね。
絵本もいっぱい読んだけど、いつもママがお昼寝しちゃってたね。
あれ?いない!!
あらら、こんなところで寝ちゃってる。
こういうことが良くあった。
絵が大好きだから、
壁中に傑作を描いてくれた時もあったし、
じゆうが帳がいくつあっても足らなくて、
でも、あなたの描く絵がすきだったな。
一度だけ、
あなたは真っ黒の絵を描いた。
私は、心の中でいっぱいいっぱい泣いた。
悲しかった。
辛かった。
でも、
それ以上に、
あなたがかわいそうで、
あなたの苦しみがわかってあげられなくて、
ごめんね。
毎日反省ばかりが続いたけど、
あなたがいてくれたから、
本当に良かった。
ママも、同じ歳だけ、ママしてるけど、
あなたにはかなわない。
そんな、あなたは、
やさしいすてきなレディーでここにいる。
もう12歳。
それなのに、毎日あなたの成長におどろかされるよ。
手のひらだって、
足の大きさだって、
もう同じだなんて。
これからのあなたは、
もっともっと
眩しくて、
いとおしくて、
かわいくて、
なにより、
元気。
大切な私の子。
お誕生日おめでとう。
そして、
これからも
よろしくね。