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カテゴリ:絵・イラスト
前回(2016.01.04)の続きです。
私が今までに発刊した同人誌を振り返ってる途中です。 今回はC86~C89で発刊した同人誌について振り返ってみます。 ■2014年8月16日 C86(2日目) 『夏のサイキック族フェスタで良いんじゃないですか!?』 在庫:220 サンプル 遊戯王OCGモンスター本。ここから一応個人になり、ゲストとしてこの後3回に渡り藍花さんに寄稿して頂くことになります。 なんと2年ぶりの新刊になります。ずいぶんと時間が開きましたが、この間私はコミケに落ち続けていました。 色々気合が入っていて、前回の合同誌が1時間で完売しちゃったこともあり、 なぜかなんとかなんだろ的な勢いで500部刷るという-AcrossField史上最やらかし事案を引き起こす。 その結果がご覧の在庫数。 いやむしろその後4回のコミケで280冊減らしてるんだから褒めてほしいくらいである。 実際は、「必ず余る部数を刷って自分の立ち位置や実力を客観的に把握しよう」と思ったのが始まりでした。 その結果身内には(運搬的な意味で)迷惑をかけてしまいました…が、 その後の活動における適切な印刷部数が把握できたと思います。 それにしても500部は刷りすぎだけどな! 在庫は未だに私の部屋の片隅で“パンドラの在庫”として今もなお存在感を放ち続けています。 ■2014年12月28日 C87(1日目) 『冬のサイキック族カーニバルで良いってことよ!!』 在庫:0 サンプル 遊戯王OCGモンスター本。気にしてませんでしたが冬コミサークル参加ははじめてになります。 前回のタイトルが夏だったので今回は冬にしました。 内容は相変わらずサイ・ガールちゃんの漫画です。 なんと印刷所に入稿しに行ったその日にカオスエンペラーが効果を変えて戻ってくる情報が流れ、 地味に大丈夫かこの本…ってなったのを覚えております。 表紙も前回と対になる感じにしましたね。背景書くの大変でした。 前回のやらかし事案を考慮し今回の印刷数は200部にしまして、それなりに時を経てC89でついに完売しました。 掲載した全ページがギャグにはなりませんでしたが、ちょいシリアスっぽいピンチなシーンとか、 書いてて楽しかったです。フリー素材のにわとりは探すの大変でした。 載せたお話なんですが、前半の話でサイ・ガールが読んでる『OCGの歴史』という本はエンディミオン学園の図書館から借りてきたものっていう裏設定が最近設定されました。 なので前半の話はサイ・ガールがエンディミオン学園在学中に起こったタイムトラベルの話になります。 後半の転入生の話はサイ・ガールがエンディミオン学園に入学する直前の話ですね。 つまりこの『冬』の話は、時系列的には割とまえめな話ということになります。 ■2015年8月15日 C88(2日目) 『青春サイリウム』 在庫:5 サンプル 夏、冬と来たら春と秋も揃えたいよね。ってことで春。青『春』サイリウムです。 今まで、本として印刷された表紙が自分がPCで塗った色と微妙に違うなあと思っておりました。 その原因はCMYKにあるわけなんですが、この表紙は「CMYKが原因だったならその原色使っちゃえばよくね?」ってノリで色を決めました。 当然イメージ通りの色になりました。 タイトルロゴとかに気を使うようになったのもこの本からですね。 ちなみにこの本から使うソフトを「COMIC STUDIO + SAI」から「CLIP STUDIO EX」のみへと変えています。 今まで本文はコミスタ、表紙はSAIでやってたのですが、この本ではどちらもクリスタでやっています。 この本は私が知っているあらゆる書籍のうち最もサイ・ガールが載っている本です。 前半ではサイ・ガール別個体3体の話を書きました。これは『夏』の後半のデュエルの話と繋がっておりまして、 その話の前後を書いた内容となっております。 後半の話はセームベルVSヒュプノシスターの話です。 ニトロ・シンクロンをついに自分の同人誌に書くことができました。 全然話と関係ないノリで書きましたが満足です。 さてこの本、前回・前々回に引き続き藍花さんがゲスト原稿を寄稿、さらに裏表紙も担当してくれたのですが… その原稿の掲載順が間違っていることがC88の会場で気付きました。 現在、正しい掲載順の作品は藍花さんのpixivで見ることができるようになっています。 …ついにゲストさんの原稿をまともに掲載できないという最悪の事態を引き起こしてしまいました。 本当に申し訳ないですね… 反省しております。 ■2015年12月29日 C89(1日目) 『今をときめくサイキック少女サイ・ガールちゃんの千秋楽(フィナーレ・ジョルノ)』 在庫:30 サンプル 現時点での『-AcrossField』最新刊になります。 『千秋楽』の『秋』、これで4回のコミケを経て春夏秋冬が揃いました。 『秋』を含む単語って意外となくて、千秋楽とか一日千秋とかしかないんですよ。マジで。 実は、私ケシゴムが今年から社会人となり、時間が取れるか分からないため『-AcrossField』は活動を休止します。 そういう意味も込めて『千秋楽』と名付けました。読みの『フィナーレ・ジョルノ』はイタリア語で千秋楽という意味です。なんかかっこいいですね。 こんなにたくさんのキャラクターを表紙に書いたのは初めてです。裏表紙に4コマ付けたのも初めてです。 目次を付けたのも『春夏秋冬』の中では唯一ですね。 内容としては、前半がデュエルの話で、後半がバスター・ブレイダーの話。 前半では、C87の『冬』で出会ったヴァンパイア・ロードが再登場します。いきなりします。 漫画では説明しなかったのですが、実はヴァンパイア・ロードがサイキック族のデッキに入っていたのではなく、 【ヴァンパイア】のデッキにサイ・ガール達サイキック族が出張していたのです。これは裏設定です。 あとヴァンパイア・ロードはサイ・ガールを見て「ガ…魔…時渡りの少女!」と、名前を思い出せないシーンがあるのですが、 その時の「ガ」は「ガイヤール」、「魔」は「魔サイの戦士」を、それぞれ言い間違えたやつです。 また、PSYフレームロード・Zの効果名が「サイコ・ジェネシス・クライシス」になっていますが、 これはヴァンパイア・ロードの進化形態であるヴァンパイアジェネシスが、アニメ遊戯王GXで登場した際、 使い手のカミューラがヴァンパイアジェネシス専用の永続魔法である「ジェネシス・クライシス」を使っていたことから取っています。 ちなみにZのシンクロ口上はZガンダムのOPの歌詞です。 後半のバスター・ブレイダーの話で出てくるバスタードラゴンは、むらさきさんが描いてくれました。 また、その話に出てくる回想のシーンの1コマ目、「むかし」って書かれてるコマの背景なのですが、 あれは私がイタリアに旅行に行った時にバスの中から撮った街の写真を加工して色を塗ったものです。 かなり短い話になっちゃいましたが疾走感だけはあります。 しかし…流石に今回のオチはサイ・ガールちゃんが可愛そうですね。 なんかたまにはサイ・ガールちゃんがボケて他のキャラがツッコミを入れるみたいな話書きたいです。 本ではないのですけれどついでなんで言っちゃうんですが、 C89ではサイ・ガールちゃんのアクリルキーホルダーも頒布したんです。 サイ・ガールちゃんのアクリルキーホルダーの裏面は、緑地に白で2進数の数列が並んでおりまして、 それは「101111001111011001111100111」なのですが、10進数に直すと「99070951」。 実はサイ・ガールちゃんのカードの左下に書かれているパスワードなんです。 サイ・ガールのパスワード「99070951」(当然暗記してる)の中には「0709」が含まれていますが、 これは私ケシゴムの誕生日。他にパスワードに「0709」が含まれているカードは… サファイヤ・リサーク、宝玉獣 サファイア・ペガサス、電磁シールド、激流蘇生、生贄の祭壇。 謎のサファイア率ですが… とにかく狙ったカードが出ないのは確か。サイ・ガールのパスワードに4ケタの数列が含まれるのは割と普通に奇跡なんです。 皆さんも自分の誕生日が含まれるカードを探してみてはいかがでしょうか。 何とも思ってなかったカードでも愛着が沸くかもしれませんよ。 こんな感じですね。 なんかかなりやってる気がしてましたが、思ったより大したことないですね… 時間があれば、これからも同人活動続けていきたいなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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