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カテゴリ:大学院・心理学
「有料職業紹介事業についての規制緩和の影響予測」というタイトル。
ちょっと使う用があったが紛失していたので、学部時代の友人から送ってもらい、読んだ。何を書いたかはほとんど記憶になくて、ただ教授に酷評されたことだけしか覚えていなかったので、さぞかしひどい内容だろうと思っていたのだけど、読んでみるとなかなかによく書けている。ただ、現状の分析はよくできているが、それに終始して、タイトルにしてあるはずの「影響予測」の部分が質・量ともに甘いので、そこを怒られたんだったっけ。そこは不勉強な学部学生のやったことだから、力不足でしょうがない。 でも、統計資料をひっくり返したり、業者への突撃電話取材、近くの職安にも突撃取材、最後は徹夜で書き上げたことを読みながら徐々に思い出して、昔の自分と対話しているようで、当時の自分へのいとおしさみたいなものがこみ上げてきた。苦労して考えを文章にまとめる、っていうのは、間違いなく一生の記念になるんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年06月08日 22時59分38秒
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