三十路の大学院生はっしーの研究日記

友人の集まりによるバーベキューパーティに、うちの売り物のお肉を持参して参加。芋掘りもして、気心知れた人たちと大いに騒いで楽しんだ。お肉はものすごく喜ばれた。

パーティで、近隣の大学院博士課程に留学している、同年代の中国人女性と知り合った。流暢な日本語で、難しいことでもわかりやすく話すことのできるとても知的な人であった。人柄も、威張ったところがなく、物腰柔らかで、好感が持てた。お互いの専門が近いので、アカデミックな会話に花を咲かせることができた。彼女は、ある制度の日中比較をしているが、中国では政府がやることは絶対で、それを情報公開して一般の批判の目にさらすという考え方は全くないので、資料がなくてたいへんな苦労をしているとのことだった。僕の研究については、それぞれ個人差のある人の心に踏み込む内容だから、なかなか難しそうですね？　心理学の知見をよく学ばないといけませんね、とのコメントをもらった。

またひとり、学問の道の魅力的な先輩に会って、いい気分。