三十路の大学院生はっしーの研究日記

mixiで仲良しの「ポン太」さんからもらったバトンです。
指定されたお題を、質問の『』の中に入れて答えるそうな。
ちなみに僕に与えられたお題は「心理学」でした。

Q1、あなたの好きな『心理学』を教えてください。

心理学の中にも数々ジャンルはあるんですが、自分のライフワークにしたいと思うのは組織心理学、興味があるのが臨床心理学です。

組織心理学っていうのは、企業、学校などの組織で働く人の心の動きや行動を分析する学問。
・どうすれば人はやる気を出して働くだろう？
・どんな時に人は仕事のストレスを感じるだろう？
・どうすれば部下は自分についてくるだろう？
・どんな時に人はルールを破ったり、ミスをしてしまうのだろう？
などなど、興味深いテーマをいっぱい抱えている、魅力いっぱいの学問分野。学び始めたばかりの今の僕にとっては、宝の山のよう。

臨床心理学は、僕自身がうつ病で長いこと苦しんだ経験があり、また腕利きの臨床家の方々（心療内科医と、臨床心理学者）にその苦しみから引き上げてもらったことから、常に気になっている学問分野です。しかし、心療内科に入院して、大勢の患者仲間の心の病の苦しみを目の当たりにして、そのすさまじさから、病める人を責任持って治療しなければならない臨床の仕事に畏怖を感じました。だから、臨床心理を自分の専門にしようとは思いません。

Q2、今の『心理学』についてなにか

臨床心理学、カウンセリングがあまりにももてはやされ、それをライフワークにしようという人が多すぎる風潮が奇妙に感じられてたまりません。どれだけ、病める人の苦しみのすさまじさを知っているのか、それを責任持って治療することがどれだけたいへんか、わかっている人はどれだけいるのだろう？

Q3、初めての『心理学』は？

初めて「心理学」に触れたのは、うつ病で入院したときにカウンセラーさんにみっちり話を聴いてもらったこと。
初めて学んだのは、経営系の大学院にしばらく通っていたとき、組織行動論の授業で、組織心理学に関わるトピック（モチベーション、意思決定、リーダーシップ、集団力学など）を学んだとき。面白くて魅了されました。

Q4、あなたにとって『心理学』とは？

人の心という美しき泥沼、妖しく光るカオスの中に飛び込む営み。何かひとつを立証するのも生半可なことではない、困難と魅力に満ちた学問分野。これをライフワークにできれば無上の幸せ。

Q5、バトンを渡したい不特定多数とそのお題は？
こおたらさん、「勉強」
ぽろたんさん、「写真」
いしまさ、「起業」
きょんきちさん、「心理学」
ぷ、「旦那さん」
Akiさん、「アメリカ」
うーたん、「タッキー」
Kahori、「愛娘」
Sanfuさん、「中国」
ひさ、「男のロマン」
TK、同じく「男のロマン」
俥曳き、きみも「男のロマン」