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カテゴリ:みるべき映画
サザエさんのマンガでしかお目にかかれない、かみなりおやじにとても憧れています。
こら~!って、げんこつ振りかざしながら子供達を追い掛けるおやじがいなくなった、というか、私が子供のときからお見かけしません。 友人が赤ちゃんを産む度、「私がこの子にとってのかみなりおやじになりたい」とお願いしてきました。 な~に~それ、あはは~とか、いいねえそれ、とか、友達は結構面白がってるかな。 友達は、この憧れを好意的に受け止めてくれているけど、もしこれが友人じゃなくて、見ず知らずの子供だったりしたら、このご時世、へんな眼で見られちゃうでしょう。 そう改めて考えさせられたのは、一つのDVDと一つの眠れないときに流れてたテレビ番組。 DVD 「裸足の15000マイル」 作品紹介 「やってあげる」精神をかかげた虐待。 no respectだからそうなるのね。。。 お母さんに会いたい―。 母の待つ故郷まで2400キロ。 90日間歩いて歩いて。 1931年、西オーストラリアのジガロング。 ある日、アボリジニ保護局の人間がやって来て、時の政府の政策に従って彼女たちを拘束、母親から引き離して施設に強制収容するのだった。粗末な環境下で、白人社会へ適応するための厳しい教育が始まる。 そんなもの、くそくらえ~ってたまりかねた主人公の少女たち、脱走。 そして、延々続くウサギよけフェンスの先にある母の待つ故郷へ向けて1500マイルの遥かなる旅路を歩き始めるのだった・・・。 音楽監督はもとジェネシスのピーター「がぶり」エル。悪代官的な役neville(=DEVIL)をお得意のなまりでもってやってのけたケネスブラナー。よくやった!!!っと言う感じです。嫌味のない爽やかな作品に仕上がってます。 もうひとつ、TV番組は、 NHKの深夜のドキュメンタリー。水谷修さん=夜回り先生 夜間高校の先生をしながら自ら夜の街を徘徊し個人ベースで何かに向き合ってきて、高校の先生をやめても夜回りを続けている人。 最初、ぱん姉は、やっと眠れる~と、TVのおやすみみタイマーをセットしてうとうとしてたのだけど、 TV越しにこの方の講演が耳に入ってきて、 なんだか言い回しがうますぎる、 素人の芝居っぽい、けしからん、なんて、大変失礼なことを思って興味を持って見入り、 あ、また大人が子供に無理な注文と理想論をつき付けて自己満足している~ なんてまたまた失礼なことを思ってたのですが、そんなことない、この方の誠実さと温かさには少し泣けてきました。彼は子供にも大人にも平等にrespectを訴え続けてます。 この方のことがもっと知りたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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