カテゴリ:療育犬
昨日のTV番組でアメリカのプリズンドッグの特集をやっていました。
ドッグシェルターから犬を引き取り、刑務所内で囚人がその犬と3か月間一緒に暮らし、里親募集を開始するためにトレーニングをするという内容。 すばらしいですね。 プログラムに参加した中で出所後にまた犯罪を犯す人はいないそうです。 第二ひかり学園のボニ姉さまからお借りした本にも同じようなレポートがされていました。 クリック→ こちらは刑務所ではなくて少年院でのお話。刑務所のブログラムと違うところは3か月間と決まった期間でなくて、犬は里親さんが決まるまでずっと少年院で暮らします。 この本の中では、麻薬中毒の母親に育てられて傷付き犯罪にのめり込んでしまった少年が、「しつけられない」という理由で捨てられて心を閉ざしてしまった犬と出会い、一緒に暮らして行くうちにお互い心を開くようになり、里親となった家の自閉症の男の子にも信頼関係と友情を築きあげて行く実話が中心になっています。 その犯罪者だった少年がある日言った言葉 「犬は言葉を話さないだけだ。言葉を話せないだけで、全部わかっているのさ。 俺の気持ち、先生の気持ち・・・いやそれだけじゃないな。 今の俺がいい人間なのか、悪い人間なのか、ちゃんと見ているよ。 参っちゃうよな。ティリー(犬の名前)には、本当に参っちまうよ。 これじゃ、いい人になるしかねーな。犬に嫌われたかねーもんな。」 小学生でも読める本です。感動します。 クリック↑ この本の著者である今西さ乃子さんは、ぱんぱんが修行(?)しているBAT企画の療育犬の本も出されています。 こちらも小学生でも読めるいい本ですよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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