Khushi Shanti　愛しの花ぱん

以前友人Cが紹介してくれた映画マザー・テレサ　。

その友人の感想「まずは微笑む事から初めてみようかな」という言葉を思い出したもう一本の映画。

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わたすの今年観た映画の中の一番です。

「笑ってごらん、幸せになれるから」というイブラヒムおじさんの言葉。
主人公のモモ少年は「笑っている人たちは、もともと幸せだから笑っている」と思っていて
それに対して行った言葉です。

宗教かコーランとか、全く無知なわだすでも素直にすーっと入って行ける映画です。

宗教の「姉妹」と言えるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の中で一番の平和主義は
イスラム教だって何かで読んだ事があるけど、
イブラヒムおじさんを観ていたらなんとなく分かるような気がしました。

この映画が同じフランス映画の[アメリ]みたいにブームになってたら
（わだすのなかではアメリ以上のヒットですが）、
「イスラム教徒＝テロリスト」みたいな安易な風潮が少しは緩まるかな～、
なんて思います。

近所のおじさんと少年の物語というところが[ニュー・シネマ・パラダイス]と似ています。
どちらも心あたたまる物語ですね。
「ニュー・シネマ・パラダイス」の主人公の男の子のあだ名が「トト」
「イブラヒムおじさん～」の主人公の青年のあだ名は「モモ」。
これもなんだか似てますね。

６０年代のグルーブ感たっぷりなBGMも最高デス。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ここから本の話。

花ちゃんをお預かりするようになってから読む本の中で「犬関係」の割り合いが増えました。
その中で、この本も勉強になりました。あなたの犬は幸せですか

この本で言われている「毅然としたリーダーとしての資質」がわだすにあるとは思えませんが、
お散歩を楽しむという事の大切さをフムフムと再認識しました。

著者のシーザー・ミラン氏はDVDも出しています。
このDVDはわだすはまだ観ていませんが、kotajijiちゃんがこちらの記事でコメントされていました。


この本の中で語られている「ペット犬で一番幸せなのはホームレスに飼われている犬」というのは、
食事等を求めて一日の大半を移動に費やし、
リーダー（ここでは人間）とともに充分動いた後に疲れきって寝るという生活スタイルが、
犬たちの本能により近く、そのためストレスもあまりないということからだそうです。

一昔前にわだすがイギリスで生活していた頃、
地下鉄の駅や街角で犬を連れているホームレスの人たちを沢山見ました。
確かに、訓練を受けたようにお利口で誇り高い印象のわんちゃんたちばかりでした。

同じようなこと犬とイギリス人
という本にも記されています。（この本も文体が優しくておもしろいですよ～）


これからもお散歩いっぱい楽しもうね～。