Khushi Shanti　愛しの花ぱん

昨日は猫ちゃん２匹の新生活スタートの立ち会いをしてきました。

ナオキくんとクミちゃんは、今年初旬に浪江町の路上でレスキューされました。
クミちゃんに関しては震災後に生まれた仔だろうということで里親様を募集しておりました。
ナオキくんに関しては、月齢が微妙で、もしかしたら元の飼い主様がどこかにいらっしゃる可能性も考え、
県やインターネットの迷子探しサイトにもいくつか登録しておりました。
がシェルターでの２匹の様子を見ていたら、これがなかなか人間慣れが難しかったので、
きっと元々野良ちゃんだったのだろうという見立てになりました。

そこに里親ご希望様が現れてくれました。

会の代表もスタッフも「いいの？　里親様のお宅に行く前に時間をおいて、隔離部屋からグループ部屋に移動してもう少し落ち着いて社交性を身につけてからの方がいいんじゃない？大丈夫？心配・・・」という意見でしたが、
里親様は「それでもいいです。ご縁が難しい仔たちに手を差し伸べたいのです。２匹一緒に家族になります！　ナオキちゃんとクミちゃんが落ち着いてくれるまでそっと見守ります。」とおっしゃってくださいました。


ナオキクミ組は避妊虚勢はすませましたが、FIV/FIPテストがまだだったので、シェルターマネージャーが猪苗代から川崎の病院に連れていき、その足で里親様のお宅まで連れて来てくれました。

里親様はそれはもう心待ちにしてくだっていました。

ロングドライブ＆検査でいつにも増してブルーなおふたりさんおつかれさま。やっと着いたよ。



お届け後はさっそくサクサクとレポートをくださっている里親様によると、
早速クミちゃんはママと一戦交え、勝った噛んだそうです。
その後も何度か流血。。。。。ヒィィィィ！　
それでもその痛んだ手で「大丈夫です、可愛いです」とタイプしてお知らせくださってます。

ママが買ってくれた新しいケージも気に入ったみたい。


お名前はクミちゃんはそのまま。ナオキくんはナオくんになりました
Aママ、ありがとうございます。　これからもイタタタ騒動あるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。




この日猪苗代→病院→里親様宅へ、長時間ドライブしたシェルターマネージャーのセレーナちゃん。
震災後からもうずっと、こんな感じの日々を続けて来ています。
平日はシェルターで犬猫のお世話＋週末は関東の病院や預かりさんや里親さんのお宅に行くという過密スケジュールをこなして来ています。（わだすだったらもう死んでいる・・・）

幸い去年末辺りからシェルターボランティアさんも餌やりツアー同行ボランティアさんも関東の預かりスタッフさんもボチボチ増えてきましたので（ありがとうございます）、
やっとセリーナの「自分で使える時間」が少しずつ出来て来たようです。よかった。。。


自分の時間という物がこの１年間なかったセリーナの本業はライターさんです。
いつかセリーナがもっと時間が出来たら、福島のレスキューのこと、本にしてほしいです。

私は、セリーナに足を向けて寝れません。これからもずっと。


セリーナのブログ：http://www.expiring.blogspot.jp/





もうお一方、足を向けて寝られない方のブログを紹介します。
まるこ。さん。　福島ご在住で、ご自身も被災されていらっしゃるのに、人生の９０％をレスキュー活動に費やされていらっしゃいます。
個人ボランティアさんですが、去年末辺りからJCNとご協力してくださっています。
ご自身のお宅もプチシェルター化されていらっしゃるそうです。
JCNスタッフたちから「とても頼りになるすばらしい人」と話をよく聞いております。
いつか私もお会い出来たら嬉しいです。

ぜひ読んでみてください。　まるこ。さんの邪念のないすばらしさがきっと伝わるはず。
まるこ。さんのブログ：http://ameblo.jp/maruko311/entry-11183361392.html






お礼：wanpakuごはんを初めてご購入くださったYさまから、昨日「交通費に使ってください」とお小遣いをいただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。