カテゴリ:ドラマ感想
15世紀のルネッサンス時代 「毒蛇の一族」とか「史上最悪の法王」と言われ嫌われていた一族のドラマ2つを観ました。 「ボルジア 欲望の系譜 シーズン1&2」
どーゆーこと? おばちゃん的感想は、内容は少しだけ「欲望の系譜」の方が面白かったかな。 どちらもストーリー展開はほぼ同じですし、 「欲望の系譜」の方が少しだけ丁寧に話が進んでいたような気がします。 そしてどちらも衣装やセットの豪華さは見ごたえありました。 「愛と欲望の教皇一族」の方がお金かかってる感はありましたね。 そしてチューザレ役は完全におばちゃんの好みで「愛と欲望のー」が勝ち! チューザレだけではなくボルジア家の他の兄弟や妹もみんなボルジア家の血が流れていることに苦しんでいて、そういった苦しさがよく出ていたのは「愛と欲望のー」の方ですね。
「欲望の系譜」がジョン・ドーマンさんで 「愛と欲望のー」がジェレミー・アイアンズさん こちらは引き分け、どちらも悪ーーーーーーーーーいいやらしーーーーーーーいオヤジを素晴らしく演じられてました。 ルクレツィア役のお二人も優劣なしにどちらもかわいらしくて強かった。 「欲望の系譜」のイゾルデさんは「聖」とは正反対の家族の中で唯一「許し」という概念を持っている、 見かけは天使で純粋でか弱い少女の彼女が最後は家族の悪事を結局は許して受け入れていく強さの演技が見事でした。 「愛と欲望のー」のホリデー・グレンジャーによるルクレツィアはもう少し擦れた感じかな。 権力の中心にいる人たちの悪徳感はどこでもだいたい同じだとは思います。 その中でも特にいやらしい人間たちが仕切っている宗教をそれでも信じている人たちって、ある意味なんかすごいな、って思ったドラマ二つでした。 1月に種まきして、夏の間美味しく食べたミニトマトの脇芽を伸ばしたやつにまた実がなってくれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 13, 2021 01:16:04 PM
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